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内容説明
昔ばなしはわたしたちの祖先が何世代にもわたって語りついできた文化財です。語りつがれてきた昔ばなしには、子どもの心をひきつける力があります。昔ばなしは、語りやすく耳で聞いて覚えやすい語り口で語られます。その特徴を生かした「子どもとよむ日本の昔ばなし」をお子さまとお楽しみください。この昔ばなしは、熊本県で語りつがれてきた「しどこ」をもとに再話しました。
著者等紹介
おざわとしお[オザワトシオ]
本名、小澤俊夫。中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。口承文芸学者、筑波大学名誉教授
きたがわきみこ[キタガワキミコ]
本名、北川喜美子。鹿児島県生まれ。木城えほんの郷応援スタッフ、「おはなしの木」所属。宮崎昔ばなし大学実行委員・同再話研究会事務局。図書館、病院、学校や幼稚園・保育園などでおはなしを語っている
ひろのたかこ[ヒロノタカコ]
本名、広野多珂子。愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
40
【学校図書室】熊本県で語りつがれてきた「しどこ」をもとに再話したもの。白蛇の恩返し。繊細な絵が素敵でした。あまり民話、昔話を自分の子供に読み聞かせていないけれど、子供が学校から借りてきて読み、やっぱり民話っていいなと思いました。2017/04/22
鴨ミール
23
小さい絵本だが、よかった。絵はひろのたかこさんだった。巳年なので、読み聞かせで使いたい。2025/02/12
ヒラP@ehon.gohon
21
へびに関する昔話を探っていて、この本に出会いました。 あっさりとしたアレンジで、展開にスピード感があります。 話に脈絡のなさを感じてしまうのですが、美しくまとめられています。 絵もとても清楚な感じがあります。2025/02/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
子どもとよむ日本の昔ばなし 30 小澤先生が再話されたシリーズ 熊本県で語りつがれていた『しどこ(丸山学選集民族篇』をもとに再話。おじいさんが山から拾ってきた蛇を「しどこ」と名づけ、おばあさんと可愛がっていた。ところが大きくなりすぎて、村の人たちから追い出すように言われ、しどこは泣く泣く出て行く。しばらく経ち、長者の娘を助けたしどこは、自分よりもおじいさんとおばあさんを幸せにしました。2024/12/10
遠い日
11
熊本県の昔話。へびの恩返し。白いへびはよく神と崇められたりするが、その大きさゆえ、村人からは疎まれた。かわいがってくれたおじいさん、おばあさんに何とか恩返しをしたかったへびのしどこの魔法めいた力。広野多珂子さんの端正な絵が美しい。2015/02/10
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