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内容説明
酒もりでおじいさんがいっしょにおどると、ばけものたちは大喜び。ほっぺのこぶが大切なものだと思い、ばけものたちは今夜も来てほしいといって、こぶをとってしまいました。語りやすく耳で聞いて覚えやすい昔話絵本。
著者等紹介
おざわとしお[オザワトシオ]
中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。ドイツ文学者、筑波大学名誉教授
きくちあやこ[キクチアヤコ]
埼玉県生まれ。語り手。藤沢市総合市民図書館分室鵠沼市民図書館勤務。図書室、保育園、学校などで読み聞かせや語りを行う。「藤沢おはなしの勉強会」会員。「神奈川県子ども読書推進会議」所属。藤沢市立図書館にて「おはなし糸車」ボランティア活動など
くまだいさむ[クマダイサム]
東京都生まれ。児童書の挿し絵のほか、CMアニメや映画の制作・演出、ポスターデザインなどを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
「子どもとよむ日本の昔ばなし」シリーズ7。熊田勇さんの絵が絶妙。鬼との絡みはあっさり。山形県で語り継がれてきた「瘤取り」を元に再話したそうだ。2020/12/30
gerBera.m
7
とんぴんやんこないとは、ということばか、おしまい?のいなのかな?真面目にこぶとりじいさんをよむと、隣のじいさん悪くありませんでした💦なんだかお気の毒な終わり方です。2025/03/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
子どもとよむ日本の昔ばなし 7 小澤先生が再話されたシリーズ 『瘤取り(昔話研究 復刻版)』をもとに再話。2024/12/03
退院した雨巫女。
5
《パン屋》一芸は、身を助ける。しかし、こぶが増えたおじいさん、かわいそう。2016/03/14
ちー
3
こぶとりじいさんは知っていた話とほとんど一緒だった。ある日、仕事帰りに眠ってしまったじさの耳に妖怪どもが宴会をしているのをきく。そこで歌に合わせてつい踊ってしまう。妖怪たちはいいぞいいぞもっと踊れとその夜踊りあかす。大切にしているものを預かるとこぶをとっていく。その話をきいた隣のじじは自分もこぶをとってもらおうと山に向かう。おなじように妖怪たちに出くわしたが怖くて震えるしかできず、妖怪たちにこぶを増やされてしまう。そこまで隣のじさは悪いことをしたわけではなかったな…。2017/11/10