- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 創作絵本
- > 民話・神話・古典絵本
内容説明
小指よりも小さな男の子、名はいっすんぼうし。針の刀を腰にさし、お椀の船に箸のかいで川を越え、やっと都に着きました。お殿さまの家来となり、お姫さまを鬼から守ります。語りやすく耳で聞いて覚えやすい昔話絵本。
著者等紹介
おざわとしお[オザワトシオ]
中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。ドイツ文学者、筑波大学名誉教授
もちづきみどり[モチズキミドリ]
東京都生まれ。語り手。東京・練馬公民館「ストーリー・テリング」、東京子ども図書館「お話の講習会」にて学ぶ。「ねりまおはなしの会」「六ペンスの会」所属。図書館や学校で語りを実践する一方、語り手の指導にも当たり、昔ばなし大学語り講師、ストーリー・テリング講座講師を務める
たしろさんぜん[タシロサンゼン]
東京都生まれ。日本美術家連盟、日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
15
《書店》一寸法師は、玉子から、生まれた?知らなかった。私も玉子を産めたらいいなあ。(笑)2014/01/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
子どもとよむ日本の昔ばなし 2 小澤先生が再話されたシリーズ 『一寸法師(全国昔話資料集成20武蔵川越昔話集)』をもとに再話。一寸法師が卵から生まれたり、鬼の小槌(他は打ち出の小鎚)をお姫様ではなくお殿様が降ったりと、他では聞いたことがないお話です。2024/11/14
gerBera.m
10
一寸法師の戦い方は何度読んでも驚きであり、小さいというところを活かした戦術、小さくても勇敢で、川上りまでその体で1人で立ち向かうところ、お殿様に掛け合って、家来にしてもらうところカッコいいです。体の大きさを理由に逃げないようにしたいと今でも教訓になります2025/03/16
遠い日
9
「子どもとよむ日本の昔ばなし」シリーズ2。一寸法師の誕生シーンが、神棚から落ちた卵から生まれるという、初めて読むパターンのように思う。打ち出の小槌も姫さまが振るのではなく持ち帰った屋敷で殿様が振ってくれた。埼玉県で語り継がれてきた「一寸法師」を再話。2020/12/30
パフちゃん@かのん変更
5
長谷川摂子さんのと間違えて借り、孫に読み聞かせました。長谷川さんのだと、ばあさまの中指の腹から生まれるのでしたが、こちらは神棚から丸い卵が床に落ちて割れ、なかから一寸法師が生まれます。う~ん、いろいろだな・・・2012/06/30