内容説明
「いくら西へ行ったって、インディアスになんか着けるもんか!」不安と不信でいっぱいのサンタ・マリア号の乗組員たち。どこまで行っても陸地は見えず、やがて船内に不穏な空気が流れ出す。しかし、コロンブスはゆるぎない確信を持って船を西へと進める。未知の大海原を、黄金の都めざして…。世界の歴史に大転換をもたらす航海は、どのように行なわれたのか?そして、コロンブスがその航海で“発見”したものは?サンタ・マリア号に乗っていた少年の日記として書かれた歴史冒険小説。
著者等紹介
コンラッド,パム[コンラッド,パム][Conrad,Pam]
ニューヨーク生まれ。読者・批評家から高い評価を得ているアメリカの女性児童文学作家。エドガー・アラン・ポー賞のほか、国際読書学会(IRA)、アメリカ図書館協会(ALA)などの賞を受賞している。日本ではエドガー・アラン・ポー賞を受賞した『ふたりのゾーイ』(新潮社)などが翻訳されている
谷口岳男[タニグチタケオ]
秋田県に生まれる。慶応大学文学部西洋史学科卒業。出版社勤務を経て、現在フリーランスで書籍の編集・執筆等に携わる
ケッペン,ピーター[ケッペン,ピーター][Koeppen,Peter]
アメリカのイラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。