読めば読むほど。―子どもたちを“本好き”にする本

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774304496
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

内容説明

どうしたら、子どもたちに、活字に親しんでもらうことができるか?永六輔一家は、どうやって本と出会い、読書をしてきたか?指折りの読書家の父と、その娘たちが、いま、本をめぐる熱い「想い」のなかから提言する、永家式「読書のすすめ」。

目次

1 読書の「いま」
2 「本」って何だろう
3 「読む」喜びと「集める」喜び
4 本を「読む」より、大切なことがある
5 「読む」喜びから、「見る」「通う」楽しさへ
6 子どもたちにしたこと、しなかったこと
7 さまざまな読書
8 子どもたちに「読み聞かせ」を!

著者等紹介

永六輔[エイロクスケ]
放送タレント、作家。1933(昭和8)年、東京・浅草に生まれる。生家は浄土真宗の末寺。早稲田大学文学部史学科中退。在学中、三木鶏郎主宰の冗談工房に所属。多数の放送台本・作詞を手がけ、以後、放送作家・放送タレントとして、幅広く活躍。また、メディアで仕事をする一方、曲尺・鯨尺の販売を禁止した計量法に反対するコンサートを開催するなど、社会・文化に対する提言や運動を、つねに民衆の立場からおこなっている。主な著書に、『わらいえて 芸能一○○年史』『昭和 僕の芸能私史』『あの世とこの世』(朝日新聞社)、『芸その世界』(文芸春秋)、『大往生』『夫と妻』『親と子』『嫁と姑』(岩波書店)、『もっとしっかり、日本人』『学校ごっこ』(NHK出版)、『明治からの伝言』『新篇 父と子』(筑摩書房)など多数。絵本に『こんにちは赤ちゃん』(すえもりブックス)がある。作詞した歌に、『黒い花びら』『上を向いて歩こう』『こんにちは赤ちゃん』『帰ろかな』『遠くへ行きたい』『見上げてごらん夜の星を』『いい湯だな』などがある

永千絵[エイチエ]
映画エッセイスト。1959(昭和34)年、東京・渋谷に生まれる。永六輔長女。成城大学文芸学部英米文学科卒業。中学生のころより、映画雑誌にエッセイを執筆。映画評論家の淀川長治氏とおすぎ氏に師事する。結婚後も、2男の母親として子育てをしながら、雑誌連載を中心に、映画を論じ、その素晴らしさを語りつづけている。主な著書に、『父と娘だけで……』(永六輔と共著・中央公論社)『いつもの場所で』(近代映画社)などがある

永麻理[エイマリ]
フリーアナウンサー。1961年(昭和36)年、東京・渋谷に生まれる。永六輔次女。慶応義塾大学文学部社会学科卒業。高校時代1年間アメリカに留学。フジテレビにアナウンサーとして入社し、ニュース番組・料理番組等を担当する。2年間のニューヨーク駐在を経て結婚後、退社。現在は、2男の母親として子育てをしながら、フリーアナウンサー、エッセイストとして活躍。主な著書に『お料理キャスター(秘)MEMO』(文化出版局)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazu_tea

6
永六輔さんと2人の娘さん、それぞれの読書体験を1冊にまとめた本で、気楽に面白く読めました。本を手に取りやすいところにあちこちと置いておくと、うちの息子もよく自分で開いて読んだり眺めたりしています。それから、麻理さんのように私も"読み聞かせ蜜月時代"を大いに味わい、これからも毎晩の読み語りの時間を大切に過ごしていきたいと思います。2014/05/16

あおさわ

5
永六輔一家の素敵な読書生活。読書は旅で、旅は読書という言葉が好きです。結局大事なのは子どもの頃から本に触れる環境かなー。2012/08/13

ふち子

1
活字で読むからこそ想像が膨らむ。ああ、だから旅のエッセイを読むと、あんなにもその場所に行ってみたくなるんだな、とすごく納得。2001年に書かれた本で本離れを嘆いているが、今はもっと容赦なく情報が目に入ってくる。本汚す勇気、持ちたいな。天井から床まで本棚、いつかやってみたいな。見返りを求めない読書の時間も大切に、大切にしたい。2022/11/24

kichi

1
浅田飴の人が本好きとは知らなかった2013/08/19

sabosashi

1
世界でもっとも短い物語とされているのは、グアテマラ出身のアウグスト・モンテロソの「眼をさましたとき、恐竜はまだそこにいた」というもので今ではニホンでもよく知られるようになったが、この永一家の本にもおなじような短い物語が紹介される。「むかしむかぁし、あったんだと。いま。もう、ねぇんだと」読んでて愉しくなる本ではある。

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