出版社内容情報
翻訳読み物・伝記 小学校中級以上
『ファーブル昆虫記』で有名なアンリ・ファーブル。その息子ポールを語り手にし、フランスの田園でくりひろげられる父と子の楽しく魅力的な実験と観察が、虫たちの神秘的な生態を明らかにしていきます。
第17回鳥取県冬休み読書感想文コンクール図書、第8回東海地区読書ゆうびんコンテスト指定図書などにも選ばれています。第17回鳥取県冬休み読書感想文コンクール図書、第8回東海地区読書ゆうびんコンテスト指定図書
内容説明
ぼくの父さんは、有名な昆虫学者なんだ。いつも虫を研究してる。ぼく?ぼくはポール。父さんの助手なんだ。ぼくには虫さがしの才能があるんだ、ほんとだよ。きょうも父さんは、ぼくらをつれて実験に出かける。きょうはいったいどんな虫たちに出あえるのかな?『ファーブル昆虫記』で有名なアンリ・ファーブル。その息子ポールを語り手にし、虫たちの神秘的な生態やファーブルのおこなったさまざまな実験を、生き生きと魅力たっぷりに描く。小学中級以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
覚書 『司書と先生がつくる学校図書館』より5年生向け。2021/03/29
サラサラココ
3
小1。17章あり、順不同に読んでいくうちに全部読んでいました。2020/03/30
Squirrel
2
「ファーブル昆虫記」(読んだことはない)のエピソードをファーブルの息子ポールが語る形に仕立て直している内容です。昆虫の行動実験を自宅庭や家の中でたくさん行っていて、家族も積極的に実験の手伝いをしています。短い18章で構成されており、隙間時間にも読むことができたのが良かった。「ファーブル昆虫記」は読み物としても面白いようで、特に昆虫が好きというわけではないけれど、いずれ読んでみたいです。2024くもんのすいせん図書より。2025/01/16
しんどー
0
★22017/11/09
イプシロン
0
昆虫に詳しいファーブル。彼からは、たとえ小さい虫でも、命を大切にする心を学んだ。人に対しても、弱いものをいじめず、みんなは平等であることを再度思い出した