知の扉シリーズ<br> 科学はなぜわかりにくいのか - 現代科学の方法論を理解する

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知の扉シリーズ
科学はなぜわかりにくいのか - 現代科学の方法論を理解する

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774196503
  • NDC分類 401
  • Cコード C3055

出版社内容情報

たまたま耳にした最新の科学ニュースについて、説明を聞いても全然わかった気がしない…。そもそも科学はどうしてこんなにわかりにくいのだろう…。そんな素朴な疑問に本書がずばり答えます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポレ

10
学会で講演すること、書籍を出版すること(学会が中心となり編集した書籍は除く)、(学術誌の掲載を迂回して)マスコミ向けの発表を行うこと、これらを一般の人は重大時と考えるが、まったく信頼性の担保にならない。有力な学術誌に掲載され、後続研究が広く行われ、充分な数のデータにより検証され、新しい学説は信頼できる学説とみなされる。この過程を経ず、またはこの過程において淘汰された信頼性の乏しい学説をもって、定説を否定するのは愚の骨頂…なのだが、世の中にはこの手のエセ科学が跋扈しているんだよなあ。2018/08/19

Rammstein

4
科学とは方法論であり、何らかの帰結が導ける学説を提唱し、それに対して個別的な推論を行う。そしてその帰結に対するデータを基に検討し、正しそうな学説だけを選び練り上げるものだ。しかしどうしても単純系で考えるため、現実の複雑系の世界では予期しなかった”悪いこと”も起きる(オゾン層破壊、福島第一原発事故など)。/ どうしてもテレビや雑誌で取り上げられる科学情報に目が行きがちであるが、裏付けのない学説を取り上げているだけの場合がある。その見極めのポイントは、後続研究してるか、格のある雑誌に投稿してるかなどである。2018/10/22

チェリ

2
「科学」自体を解説する意外に目新しい良本。科学とは何か、非常に難しい問いかと思うのですが、恐竜の絶滅が隕石衝突によるものだと証明した論文を例に、最高の解説をしてくれています。地学的な地層分析によるインジウムの偏り、確率論による隕石衝突が過去数億年に起きる確率、火山の噴火を基にした隕石衝突による気温低下の推測など、まったく別分野のアプローチでも同じ結果が得られることが説の信憑性を織り上げていく。そして大多数の専門家が認めれば、それが定説となる。科学も人間の営みの一つなんだと改めて認識しました。2021/07/05

tanukiarslonga

2
科学のわかりにくさをとてもわかりやすく教えてくれる本。科学の研究というのは基本とても地味で禁欲的な作業なのだが、素人は仮説段階のものを安易に信じ込んだり適用範囲を勝手に広げたりするので話がややこしくなるということらしい。2018/10/20

K.K

2
(★★★★★)すべての高校生に読ませたい。てか老若男女みんな読め!(笑) 恐竜の絶滅は巨大隕石の衝突が原因であるという学説など,具体的な例を数多くあげ,なぜそれが受け入れられるようになったのか,科学の営みとはどういったものなのかを非常にわかりやすく丁寧に説明している。標題通り,なぜ科学がわかりにくいのか,なぜ世間に誤解が生じるのかがとてもよくわかるし,裏返していえば,なぜ科学が信頼に足るのか,重要なのかがわかるだろう。読み終えた後には,“真の科学リテラシー”が身についているにちがいない。人類必読の書。2018/05/30

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