図解 コレ１枚でわかる最新ＩＴトレンド （増強改訂版）

斎藤 昌義【著】

技術評論社（2017/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 336p／高さ 22cm
• 商品コード 9784774189604
• NDC分類 007.3
• Cコード C3055

出版社内容情報

ネットを見ていてもわからない技術の背景やつながりがわかると大好評だった『【図解】コレ1枚でわかる最新トレンド』が全面刷新、100ページものボリュームアップを果たしました。前作になかった「人工知能」「開発と運用」を新たに章として設け、ブロックチェーン、マイクロサービス、サーバレスアーキテクチャなどの話題も収録。掲載する図版はすべてPowerPointデータでダウンロード、ロイヤリティフリーで利用でき、勉強会の資料や提案書の素材としてご活用いただけます。ITを知るために必携の1冊！

内容説明

何ができるようになるのか？どのような価値を生みだすのか？なぜ注目されているのか？「知っている」から「説明できる」へ実践で「使える」知識を手に入れる。

目次

第０章　ＩＴの最新トレンド―世の中の常識を大きく変えようとしている現実と未来を概観する
第１章　ＩｏＴ―現実世界をデータで捉え、現実世界とＩＴが一体となった社会を実現する
第２章　人工知能とロボット―人間にしかできなかったことを機械に置き換え、人間にはできなかったことを実現する
第３章　クラウドコンピューティング―コンピュータの使い方の常識を根本的に変え、適用範囲を拡大する
第４章　モバイルとウェアラブル―人間とコンピュータの関係を一変させ、新たなビジネスの可能性を拓く
第５章　ＩＴインフラストラクチャと仮想化―あらゆるハードウェアをソフトウェアで構築・運用・管理する
第６章　開発と運用―ビジネススピードの加速に対応し、ビジネスの成果に貢献する
付録　最新トレンドを理解するためのＩＴの基礎知識

著者等紹介

斎藤昌義［サイトウマサノリ］
１９８２年、日本ＩＢＭに入社、営業として一部上場の電気電子関連企業を担当。その後営業企画部門に在籍した後、同社を退職。１９９５年、ネットコマース株式会社を設立、代表取締役に就任。産学連携事業やベンチャー企業の立ち上げのプロデュース、大手ＩＴソリューションベンダーの事業戦略の策定、営業組織の改革支援、人材育成やビジネスコーチング、ユーザー企業の情報システムの企画・戦略の策定などに従事。ＩＴ関係者による災害ボランティア団体「一般社団法人・情報支援レスキュー隊」代表理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[リードシクティス]

勉強本。IoT、人工知能、クラウド、仮想化、モバイルなどIT業界のトレンドを概説してくれる本｡図表がたくさん収録されており、それらはすべてPDFでダウンロードフリーというのが売りなのだけど、「コレ一枚でわかる」というほどにわかりやすい図表は少なかったような。でもIoTとか人工知能とか、トレンドなワードを大掴みでわかるにはいい本だと思った。 　

2018/07/17

[ふじ]

レポート用に最新事情を。人工知能とクラウドの章を中心に斜め読み。ディープラーニングと機械学習の違い＝定義の判定基準を人が決めるか、機械に推測させるか。機械と人間の知性の発展ベクトルは真逆。「気持ち」の部分は法則性の解明がまだな部分が多く、人工知能への搭載はまだ先。人工知能を活用できる人材になるべし。とはいえ、自分が年老いた頃にはどうなっているやら。クラウドは締めるとこ締めればコスト削減。しかもセキュリティもプロに外注できる。

2017/08/13

[おおにし]

IT関連ニュースに出てくる用語解説として役に立った。図解が分かりやすいと思う。技術トレンドをこんな風に図解できたらわかりやすいなと参考になった。

2017/07/29

[madridkin]

★★★★ タイトル通り、最新のＩＴを巡る基礎的な知識が、背景や今後の見通し等も含めて詳細に説明されており、ＩＴバックグラウンドを有しない自分でも良く理解できた。全体を掴むのには非常に良い本。

2018/10/07

[BMI-22]

●トレンド:過去から現在を通り越して未来に向かう流れ。●現実世界のデータ化:IoTとSNS。データに刻み込まれた規則性から、未来を予見する。●機械が行うことを前提に最適化されたビジネスプロセスへの転換:デジタルトランスフォーメーション。●ディープラーニング:人間が教えなくても、森羅万象の中からパターンを見つけ、世界を分類・整理する。●仕様書や手順書に従って情報システムを開発運用するのではなく、情報システムを使ってビジネスの成果に直接貢献する。

2017/06/10