出版社内容情報
これだけは押さえておきたい「基本の6項目」収録!仕事をおぼえたての介護職、在宅介護をするようになったばかりの家族に向けた、介護に特化したやさしい医学読みもの。
内容説明
介護職が利用者を受け持ったら、あなたの家族が病気にかかったら、絶対に知っておきたい病気の知識と対応の基本。高齢者の急変に備えこれだけは押さえておきたい「基本の6項目」収録!
目次
01 高齢者に起きている変化とすぐに病院にかかるべき状態を知る(今起きていること;身体に起きていること ほか)
02 医療従事者とうまくつきあい、連携するコツを知る(医療従事者と介護者;介護者と要介護高齢者)
03 高齢者がかかりやすい疾患と対応の基本を知る(感染する病気;呼吸器の病気 ほか)
04 高齢者がなりやすい症状とケアの基本を知る(症状;ケア ほか)
著者等紹介
和田忠志[ワダタダシ]
医療法人実幸会いらはら診療所在宅医療部長、国立長寿医療研究センター在宅連携医療部医師。日本在宅医学会理事、日本高齢者虐待防止学会理事。東京医科歯科大学臨床教授、千葉大学臨床教授、松戸市高齢者虐待防止ネットワーク会長。1990年、東京医科歯科大学卒業。1999年6月、千葉県松戸市に「あおぞら診療所」を開設。医療法人財団千葉健愛会理事長、あおぞら診療所高知潮江院長などを歴任。千葉県をはじめ、各地で介護職向け医療講座を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
49
普段仕事をしていると知識が足りない!と事が多々あって薬理学や生理学とともに勉強しなくちゃ!と思っていたので。原因・症状・対応法・医学的補足の4つで構成されているのでわかりやすい。お医者さんの立場から書かれた本なので、冒頭はっきりと「介護者が医学知識を得て要介護者に適用することは必ずしも好ましくない」と書いてあるし、何かにつけて『医療的立場の者の指導を』と書いてある。なんやねん!それが出来んから読んでるんやしー!と思わず突っ込んでしまったり。同時に医療も必要悪ではあると。説得の仕方の処が一番参考になりました2017/04/10
とく たま
7
簡潔に分かりやすく、高齢者の罹患しやすい病気の説明がされる。症状の説明が何度もダブル箇所が面倒だが、大切なんだろうね?とりあえず『すぐに病院にかかるべき状態』だけ心へ留められれば上出来かな?
ちろ
2
医学知識ももちろん、介護にまつわるさまざまな問題が分かりやすく簡潔にまとめられていて介護職の方は一冊持っていた方がいいし、家族に説明するときにも使える。図書館本でしたが購入を検討しています。2022/10/19