出版社内容情報
LinuxはクラウドやIoT、スマートフォンなど、コンピュータシステムでもっとも利用されているOSで、EC、金融、会計などさまざまな業務システムでも広く利用されています。つまり、Linuxはすべてのシステムエンジニアが真っ先に知っておくべき基盤知識と言えます。本書は、これから仕事でLinuxを使おうという方はもとより、現場で日々Linuxを使っている方にも役立つ、Linuxのコア技術・カーネルのしくみや、ディストリビューションの最新動向と進化の歴史、UNIXコマンドやシェルスクリプトの実践的な基礎等、必須知識とノウハウが満載です。
内容説明
本書は、これから仕事でLinuxを使おうという方はもとより、現場で日々Linuxを使っている方にも役立つ、Linuxのコア技術・カーネルのしくみや、ディストリビューションの最新動向と進化の歴史、UNIXコマンドやシェルスクリプトの実践的な基礎など、必須知識とノウハウが満載です。
目次
1 ディストリビューションの系譜と今を理解する
2 カーネルのしくみを理解する
3 起動のしくみと今どきな機能“高速起動/マルチブート”
4 “最新”ファイルシステムのしくみ
5 UNIXコマンド“実践”基礎知識
6 シェルスクリプト“実践”基礎知識
7 パイプラインを使いこなそう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
5
2016年第3版。ディストリビューションの系譜、プロセススケジューリング、ファイルシステムが参考になった。赤黒木とかB-Treeとか、もっと勉強しないといけないな。あと、ファイルシステムは、大容量化とアクセスの高速化に対応するための進化の過程や方法は参考になった。自分はLinuxに関心はあるが使う機会を逸し続けているのだが、Linuxを使う/使わないに関係なく、どのように設計、実装されているかを知っておくべきだと改めて感じた。2016/11/03
LvzaB
2
Linuxの歴史や根幹、基本的なコマンドなどが学べる本。Linuxというと、様々なもの(Ubuntu、CentOS7など)があって違いが全然分かっていなかったが、本書を読んで少しだけ理解できた気がする。また、コンピュータのハードとソフトをつなぐ部分に興味があったので、本書のカーネルや軌道の話は面白く読めた。コマンドに関して実務で使うようになってから、再読したいところ。2022/10/22
Mariyudu
1
「ポチっとしたら5分でサーバ」の時代になって久しく、カーネルコンパイルどころか自分でインスコすらしてないなぁ、Linux… な俺氏ですが、システムコアまわりに無頓着になっていそうで軽く危機感を覚える昨今。それと、CentOS7 の様変わりが結構曲者なのでその参考書として。最新ファイルシステム等、読み物としても面白かった。2016/09/29
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