出版社内容情報
地球上で最も多種多様な生物といえば「細菌」。私たちの身の周りにもたくさんいて、身近な存在です。本書は、「細菌」という生物に焦点を当て、生活圏やライフサイクルなどに迫ります。美しい電子顕微鏡写真をメインにそえ、コミカルなイラストで細菌を解説。細菌という生物の秘密にぐぐっと迫ります。「大腸菌ってどんな菌?」「カゼイ・シロタとPG21の違いは何やねん?」「表在細菌ってどんな菌?」「腸内フローラとは?」「なぜ善玉菌と悪玉菌にわかれるの?」「細菌とウイルスの違いは?」こんな疑問も、細菌を生物としてとらえるとすぐにわかりますよ。
内容説明
美しい細菌の電子顕微鏡写真が満載!!すごいよ、細菌。身近な細菌から極限環境微生物まで。細菌の凄さを実感。細菌を生物学的に解説。“生物”としての細菌がよくわかる。細菌を使った実験も。体験学習にも最適!
目次
1章 細菌って何だろう?(細菌は人を困らせ、人の役に立つ;細菌は最古の生物 ほか)
2章 キミの体にも!人の体でくらす細菌(ラクトバチルスのなかま;エンテロコッカスのなかま ほか)
3章 家の中にも外にも!くらしの中の細菌(酢酸菌;枯草菌 ほか)
4章 こんなところにまで!地球環境にかかわる細菌・古細菌(シアノバクテリアのなかま;プロクロロコッカスのなかま ほか)
5章 毒素!病原体!キケンな細菌(炭疽菌;ペスト菌 ほか)
著者等紹介
鈴木智順[スズキトモノリ]
東京理科大学理工学部准教授。博士(農学)。専門は系統微生物学、微生物生態学。さまざまな環境中に存在している微生物がどの様な種類で、どの様な活動を行っているのかを微生物学(細菌を分離培養してその性質を調べる)、分子生物学(培養せずに直接DNAを抽出してその遺伝子を解析することにより培養できない細菌も含めた細菌叢を解析する)の手法を用いて研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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