出版社内容情報
古生物シリーズ第九弾は、『古第三紀・新第三紀・第四紀の生物』。長きにわたり世界に君臨した恐竜、海棲哺乳類がついに地球の表舞台から消え去り、舞台は哺乳類と鳥類への世界へ移ります。恐竜の傍らで虎視眈々と変化を遂げた哺乳類と鳥類は、白亜紀末の激動をどう乗り越えたのか? 恐竜亡き後の世界に君臨できた理由は? 現代につながる新生代を舞台に、陸上、海中で繰り広げられる生物たちの姿に迫る。最新の研究成果をもとに、貴重な化石写真と美しいイラストで彩られる本書。「古生物シリーズ」のグランドフィナーレを飾るにふさわしい1冊です。
目次
新生代 第零部(「人類最良の友」たち;もっと速く、もっと大きく)
第1部 古第三紀(大量絶滅事件の生き残り;鳥類、“水中”へ進撃す;緑の川、白の川;またもやドイツに“窓”は開く;バルトの琥珀;哺乳類!哺乳類!哺乳類!!;哺乳類、海へ)
著者等紹介
土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者を経て独立し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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