大人の自由時間
男の一生モノと暮らす―器皿と料理道具

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784774181783
  • NDC分類 596.9
  • Cコード C0072

出版社内容情報

終わりのないモノへの追求から距離をとり、これはと思える逸品を見つけ、必要なだけの道具と一生付き合う人が増えています。たとえば酒器や茶器は、「育てる」と表現されますが、長い時間をかけて丁寧に使い込むことによって、酒やお茶が器の色と味わいを深め、唯一無二の存在にしてくれます。本書は、所有者の心にまで訴えてくる用の美を備えた、日々の暮らしを豊かにする台所まわり食まわりの一生モノを選び、作家や工房に「使い方」「育て方」を教えてもらう、大人の道具入門。巻頭は白洲信哉氏が語る「一生モノとのつきあい方」「白洲次郎と正子、小林秀雄が愛した器皿」。男性への贈り物選びに悩んでいる方にも役立ちます。

内容説明

モノを持たない・ため込まない時代の“贅沢”を知る特上の日用品。まな板、包丁、鍋などの基本の料理道具から木箸、鉄瓶、手づくりの器皿まで。

目次

白洲信哉インタビュー 時代をわたる器皿と実用的な料理道具
美味しいものをより美味しくする木箸
用の美を備えた瀬戸の器皿
手のぬくもりを感じる端正で清浄な白磁
唯一無二の質感とフォルムが美しい器皿
伝統と現代的な感性が息づく江戸切子
使い勝手のよさと美しさを兼ね備えた急須
使い込むほどに円熟味を帯びる茶筒
新しさと伝統が融合したキャニスター
鍛冶職人たちが伝統の技で鍛造する極上包丁〔ほか〕

著者等紹介

左古文男[サコフミオ]
高知県出身。文筆家、漫画家。1986年に漫画家デビューし、89年には小説家デビューをはたす。幅広い分野で執筆活動を展開し、雑誌・ムック・単行本の編集も行っている

児玉勲[コダマイサオ]
愛媛県出身。編集ライター。映画会社を経て、月刊「シナリオ」編集長、月刊「ドリブDlive」、書籍編集長などを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

14
鉄のフライパンが欲しいので手に取る。リバーライトのフライパンは値段もお手頃だし欲しくなる。現物が見てみたいが、愛知県にはオフィシャルショップはないようだ。瀬戸焼の器も伊賀焼きの土鍋もこちらにいるうちに一つは欲しいなぁ。「白州信哉」さんを存じ上げなかったが、名字から類推できちゃいますが白州次郎、正子、小林秀雄を祖父に持つんだとか。小林秀雄のとっくりとお猪口がいい味している。よいものを見せてもらった。2016/09/01

小鈴

13
メモ。フッ素加工フライパンがついにダメになり買ってしまいましたリバーライト極みのフライパン。東海地方で唯一販売している豊橋のタカツさんにて。炒め物用のを購入しようと思っていたけど、店主の話を聞けば聞くほど厚板フライパンの方が良いような気がしてこちらを購入。で、早速ハンバーグを焼いてみたけど全然違う(タネはいつも通りなのに)。ただ焼くだけなのにフッ素加工とまさかこんなに違うとは。味の違いが分からなかったらどうしようという不安はふきとんだ(笑)。これはフッ素加工に戻れないなぁ。2017/08/21

ココアにんにく

4
一生モノの庖丁と鉄フライパンを購入前に参考として読みました。作り手の姿や工房の雰囲気や質感が伝わってくる写真をみると、いいものが欲しいとさらに思います。すぐに値段に目が行く自分に反省しつつも数字を確認すると、なんとか購入できる値段ばかり。庖丁とフライパン以外はサッと読もうと思いましたが、目を引くモノが多くてじっくり読んで見とれてしまう。切子作りの繊細さ、ろくろを回す職人。急須の形がすごくきれい。2017/01/24

tamaki_fx_s

0
男の人はなぜかこういう一点物に惹かれるんですよね。 一つ一つこだわった商品が紹介されています。 2020/01/28

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