出版社内容情報
「ネットワークモデル」の学習を通して、ネットワークを根本から理解できます。もちろん、概念的なお話でも図解でわかりやすく解説。この1冊で、ネットワークの「基本」を身に付けましょう!
目次
第1章 ネットワークを学ぼう
第2章 データはネットワークをどう流れる?
第3章 ネットワークモデルを知ろう
第4章 ネットワークモデルのプロトコルを知ろう
第5章 ネットワーク内のサーバーの種類を知ろう
第6章 ネットワークの管理と運用をしよう
第7章 ネットワークのセキュリティを強化しよう
第8章 ネットワークの広がり
著者等紹介
網野衛二[アミノエイジ]
文系大学卒業後、紆余曲折してコンピューター系の専門学校の講師として、ネットワークの構築・管理・授業を行っている。また、Webサイト「Roads to Node」の管理人として、「3分間Networking」というネットワーク講座を公開しており、その他にも雑誌やWebサイトなどにネットワーク系の連載を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よく読む
5
おすすめ。納得のいく説明がなされており、図が多く、カラー印刷なので、読み進めやすい。初心者向けの本では、わかったようなわからない中途半端な説明しかなされないことが多いが、本書は、薄さの割に、適切に詳しく書かれ、意欲的な読者にすすめられる。たとえば、次の疑問はわかりやすく書かれる。ルーティングとは何か、DNSはどのような仕組みか、家のパソコンでなぜ海外のウェブページが読めるのか、なぜプロバイダーと契約しなければならないのか、TCPやUDPは何が違うのか、IPとマックアドレスの違いは何か2016/09/01
よっしー@challenge
4
残念なのは表紙だけ!内容は図解が中心で非常に丁寧、適度なレベル感。 ■回線交換機の間は複数回線。 ■MACアドレスはARPで取得。 ■OSI参照モデルの4層以下は階層毎にカプセル化。 ■セグメント間はスイッチにて制御。MACアドレスを記憶し、バッファで衝突回避。 ■L3スイッチはルータとスイッチが同居する機器。 ■ルータはルート表を持ち宛先IPへの次のルータを指示。 ■TCPは応答要求、UDPは応答不要。 ■HTTPSはサーバが証明書付き公開鍵をクライアントに渡し、共通鍵をサーバ公開鍵で暗号化して確立。2022/12/15
Yuko2
2
ネットワークの世界は、たくさんの専門知識、用語を噛み砕きながら学習する必要があるが、この著者は、平易な文章と的確な順序で説明してくれる。決して内容が薄い=易しすぎる訳ではないが、とても解りやすかった。表紙のデザインでは、内容が薄っぺらい印象を受けるので、そこはもったいないと思う。いわゆる“黒本”も、この著者に書いてもらいたい。2017/04/12
周藝傑
1
IT業仕事経験2年のオレから見れば、本当にいい本だと思う。もし自分が最初PCを勉強した頃、この本を見たら、本当に謎が全部溶ける。興味ももっとあると思う。作者が本当に、ネットワークの仕組みを全部網羅して、絵で説明できた。ただひとつ気になるのは、2016年の本なのに、封面のデザインが90年代な感じで、最初は誤解しちゃった。中の絵は本当に丁寧で、綺麗だ。2016/09/06
わたあめ
0
ネットワークについて、カラフルで見やすい図を用いて分かりやすく解説を行ってくれる本でした。ネットワークの入門書としてはかなりオススメの1冊です。2022/05/30