出版社内容情報
ぶらりと街を散歩しているときや旅先でふと目にとまったものを絵に残しておきたい、そんなことを思う瞬間が誰にでもあるのではないでしょうか。自分が感じたものを、自分なりの線や色で、さらっとスケッチできたら。本書では、風景スケッチの達人、木下栄三氏による200点を超える作品を題材として、絵そのものを楽しみながら、建物や風景などをスケッチするときのポイントやテクニック、題材のとらえ方などを解説していきます。建築家としての木下氏ならではの散文も、本書を楽しむエッセンスとして彩りを添えています。
内容説明
絵は、上手いに越したことはありません。しかし、上手くなくても楽しめるもの。絵は、自分が生きてきた中で感じたことを自分らしく伝えること、その表現方法の一つなのです。描いて、遊んで、味わって、楽しみながら自分だけの絵の世界を広げていきましょう。
目次
第1章 絵を描く前に「準備」
第2章 簡単な風景を描く「見つける」
第3章 風景画の実践「描く」
第4章 風景画の応用「遊ぶ」
第5章 風景画から次へ「味わう」
第6章 旅の風景画「記憶する」
著者等紹介
木下栄三[キノシタエイゾウ]
1950年、名古屋生まれ。一級建築士、画家。江戸文化歴史検定試験一級。神田で建築事務所「エクー」を主宰し、数多くの建築の設計を手掛ける傍ら画家としても活動。江戸城の歴史や神田の風景などに興味を持ちそこから得た知識と旺盛な探究心で数々の作品を手掛ける。NPO神田学会理事。展覧会や講演、NHK学園等の講師も並行して行っている。その他ライフワークとして皇居(江戸城)を中心とした「新三十六見附」を歴史と都市計画的な考察を踏まえて、プロジェクトを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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