出版社内容情報
クラシックカメラを実際に自分で修理、メンテナンスができるよう、比較的手に入りやすく構造がシンプルな機種を選び、分解過程やパーツ、内部構造がわかりやすいようイラストと写真を用い解説します。
内容説明
家のどこかにホコリをかぶって眠っているクラシックカメラはありませんか?機械式カメラに寿命はありません。手をかけてやればこの先20年でも30年でも使い続けることができます。カメラ修理、はじめてみませんか。
目次
1 フィルムカメラの基礎知識
2 準備するもの
3 TRIP35の修理
4 RICOHFLEX 6・7の修理
5 M42のレンズ
6 ∞のピント調節
著者等紹介
セイリー育緒[セイリーイクオ]
1968年、京都市生まれ。Film Camera Revival代表。カメラ修理の名人として知られる直井浩明氏のもと、唯一の弟子として学んだ。数少ない修理職人の一人として、1台でも多くのフィルムカメラを残すため「Film Camera Revival」プロジェクトをスタート。デジタル世代に向けて、フィルムカメラを取り入れたユニークなライフスタイルを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
2
女性カメラ修理職人によるフィルムカメラ修理指南書。オート露出のコンパクトフィルムカメラ「OLYMPUS TRIP35」と、シンプルな二眼レフカメラ「RICOHFLEX VI/VII」、広く流通しているM42マウントのレンズ「Super-Takumar 55mm f1.8」を題材に、修理の実際が丁寧に紹介されている。一般的に応用が効く内容ばかりではないが、題材のカメラ修理には役立つ内容といえる。フィルムカメラの基礎知識も分かり易く、今後のフィルムカメラの裾野の広がりを期待させてくれた。2015/10/04
セディ
2
私にはまだ早かった。実践はもう少し後になりそうだ。2015/10/04
Yoshitetu Takeyama
0
友人が本を出したので買って読んでみた。ニッチなところで頑張って実をとるって素敵です。2015/10/09
葉
0
カメラに全く興味はないが、知識0よりは少しでも知っていた方がいざという時に話ができると思い、読んでみた。索引に知ってるものが焼き戻しくらいしかなかった。カメラのフィルムは久しく触っていない。TRIP35という使いやすさがうりのカメラや、M42の撮影例、レンズの手入れなどが初心者にもわかるように書かれている。2015/09/21
tosh
0
はじめてのフィルムカメラ修理、ということでオリンパストリップを中心に詳しく解説してくれるのだが、ちょっとマニアック。せめてみんなが持ってるオリンパスペンだったらよかったのになあ。自分も持ってるし(笑)2023/10/02