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内容説明
テクノロジーやノウハウを組み合わせ、ユーザー企業の求める最適なシステムを構築する仕事は今後もなくならない。しかし、SIerの仕事と役割、ユーザー企業との係わり方、収益を上げる手段やスキルは変わらざるをえない―SIerはこれからどうすべきか?現状と未来を豊富な図解とともに明らかにする。
目次
第1章 システムインテグレーションが崩壊へ向かう3つの理由
第2章 ビジネスの変革を妨げる壁
第3章 資産ビジネスからサービスビジネスへ
第4章 クラウドを活用する
第5章 オープンソースソフトウエアを活用する
第6章 グローバル化に対応する
第7章 新たな存在意義と役割へシフトする
第8章 ポストSIの事業・組織・人をどう創るか
著者等紹介
斎藤昌義[サイトウマサノリ]
ネットコマース株式会社代表取締役。1982年、日本IBMに入社、営業として一部上場の電気電子関連企業を担当。その後営業企画部門に在籍の後、同社を退職。1995年、ネットコマース株式会社を設立、代表取締役に就任。産学連携事業やベンチャー企業の立ち上げのプロデュース、大手ITソリューション・ベンダーの事業戦略の策定、営業組織の改革支援、人材育成やビジネス・コーチングなどに従事。ユーザー企業の情報システムの企画・戦略の策定、IT企業とユーザー企業の新しい役割を模索する「ITACHIBA(異立場)会議」を企画・運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん06
13
まさにSIerで働く身としては、衝撃のタイトル。内容はクラウドとアジャイル開発。なるほどね、と思う一方で、我が職場の場合どうすれば?と。岐阜県のあるNPO法人の取り組みが面白かった。残業、休日出勤なしで当初開発期間から前倒しで完了って夢のようだ。隠れた前提条件がありそうだけど。うちの若手にも、旧態依然、重厚長大な開発でなくてイマ風な開発を経験させてあげたいものだ。変わらなきゃ、という思いをみんなが持てば夢ではないのかな。2015/03/03
Shu
7
ストレートな表現だが共感します。以前から言われていたこともあるが、手を打ててない。特にセールスが難しくなると思うのです。2015/02/07
わらびん
4
ただのSIerがこのままではジリ貧になることは数年前から分かっていたことだし、業界の契約収益構造が弱い立場をより一層弱くさせるのも明らかであった。本当にできる技術者はこのデスマーチから抜け出すだろうし、海外の脅威は日に日に増すだろうし。デザインに強くなりサービス化する収益構造に持っていかないと。2014/12/02
メリクル
3
何となく手に取ってみましたが、SIerの抱えてる問題をよく表していると思います。 とは言ったものの夢見すぎてる気がする部分も所々にありますが。。。 2019/03/29
Koichi Tamura
3
蹴散らして、前に進め!w2014/07/01