内容説明
身軽でいれば、いつでもあたらしいことがはじめられる。大人の転機と身軽の実戦。
目次
1 身軽な人の暮らしレポート(吉本由美―60代 故郷に帰る「友達と別れるのはさみしいけど、自由になりたい気持ちのほうが強かった」;山中とみこ―50代 最後のリフォーム「住まいに満足していれば幸せと思える」;大久保紀一郎・大久保美津子―40代 自分の店を持つ「定年まで待っていたら、できなかった」;内藤三重子―70代 同居で暮らす「たのしいことに目を向ける 変化をどう受け入れるかは自分の責任」 ほか)
2 ヒント集 身軽に暮らす実践(たのしく持つ;気持ち良く減らす;最期を考える)
著者等紹介
石川理恵[イシカワリエ]
1970年生まれ。インテリアを中心に、子育て、料理、家事、仕事、ものづくりなど、女性のライフスタイルにまつわる記事を書く。障害者の仕事を応援する「セルザチャレンジ」のメンバーとしても活動中。インディーズのブックレーベル「ひよこまめ書房」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
90
非常にきれいな家の仕上げ、家具や道具が並ぶ。人生を長年、積み重ねることで得られる経験から、物を持たないで「身軽に暮らす」ことを実践している方々の紹介。共通しているのはそれぞれしっかりと物事について考えてること。決して既成概念にとらわれていない、『大切なのは考え方』。本の内容は、それぞれの考え・思いの結果であって、目標ではないのでしょう。実践ヒント集『たのしく持つ』『気持ちよく減らす』『最期を考える』。図書館本。2014/02/16
ann
64
昨年大きな断捨離をせざるを得なかった私には、失うモノはもうない。断捨離には2種あって、幸せなソレとそうでないソレ。潔よさは美意識と並行。2018/01/06
ぶんこ
58
身軽に暮らすの意味が、単なる断捨離ではなくて、お気に入りの物を愛でる気持ちなのだと気づかせてくれた本でした。6組の方々の事例も、見事にそれぞれで、各人の思い、趣味思考、心地よい生活とはというのも違っていい。正直、6組の生活と私の好みが違うので参考にはなりませんでしたが、共感できなかったというのではなく、それぞれの考え方、生活に好感度大でした。最後の身軽に暮らす実践の3項目も写真がたくさんあって、眺めているだけで6組の感性の素晴らしさが伝わってきて仄々としました。2021/04/10
パフちゃん@かのん変更
58
40代から70代の6人の女性の生き方を紹介している。ハウツー本ではなく、読み物として楽しめる。終わりのほうに楽しく持つ・気持ちよく減らす・最期を考えるという観点で考え方がまとめられている。私の場合はまず、現状把握(何がどれだけあるか)をしなければならない。2016/08/15
ゆか
53
物を整理していく話かと思いましたが、違っていました。6組の方の暮らし方のお話。それぞれ、自分らしさがでる、似合った暮らしの仕方でした。ライフスタイルにあっている感じです。私も物を減らし、好きな物に囲まれて暮らしたいです。2016/02/11
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