内容説明
病気になってから治す「治療」ではなく、毎日の生活そのもので健康になる「養生」を。2年以上初診者の予約待ちが続くカリマス鍼灸師が、東洋医学と古武術をベースとした独自の健康法を、立つ、歩く、呼吸するなど身体の基本動作トレーニングと、季節ごとの食養生の2本立てで紹介。続けていけば、いつのまにか自分のからだが変わっていることに気づく、食とからだのレシピ。
目次
からだ稽古編(正しい姿勢って何なんだろう?;無駄な力って、どれ?;ゆらぐ体を感じよう;「軸」を知る ほか)
食養生編(食こそ養生のかなめ;東洋医学の身体観・自然観;冬を脱ぎ捨てる食べ方;春を楽しむ ほか)
著者等紹介
若林理砂[ワカバヤシリサ]
1976年生まれ。鍼灸師・アシル治療室院長。2年以上初診者の予約待ちが続くカリスマ鍼灸師と呼ばれる。武術家・甲野善紀氏に15年来師事し、古武術はもちろん、東洋医学に通じ、独自の食事指導も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクビちゃん@新潮部😻
45
【図書館】12か月かけて、少しづつ少しづつ体の痛みや不具合が消えていくような姿勢、座る立つの動作が書かれている「からだ稽古編」そして「食養生編」の2部構成になっています。驚いたのは、バランスボールを使ってのトレーニングが紹介されていたこと。うちにも、バランスボールあるので、やってみたけれども筋力低下を実感しました… 少しづつ少しづつでも、やると、やらないの差は大きいですよね。2017/02/21
ちぇしゃ
9
ブックオフで見つけた古いほうのバージョン。東洋医学の治療家としての視点で、食養生から身体の使い方まで専門的にしっかりと述べてる本なので、初心者向きじゃないかな。治療よりも生活、日頃の養生の重要さをがっつりと書いており、またこの本は日常生活をおくる上で、「痛くならない」ための身体の基本動作とトレーニングの仕方が書かれている。若林さんの著書の特徴は、独特の口調文章の他、日頃自分がやってきた習慣が現在の自分を作っていることを伝えてて、臨床経験からの実践と理論がしっかりあることだと思う2018/11/07
ごまらーゆ
5
どこか懐かしい本。表紙の感じは「暮らしの手帳」風。内容もトレーニングとかではなく“稽古”と表現している。毎日すこしずつ体に染み込ませていくことや即効性とは無関係で毎日コツコツやっていくあたり、大好きな「暮らしの手帳」に通じる。体の仕組みをイラストながらとても詳しく載せてあり納得できる。後半は食生活での養生編。こちらは旬のものを手仕事でこしらえ、生活に取り入れる。とはいえ、今の生活にすべて取り込みなさい!!というスタンスではないので読みやすい。図書館の本だが自分用を求め本棚に置いきたい。2014/05/22
さなごん
5
体のこと、これを読んでじっくり取り組めたらいいなあ。図書館本なので返さないといけないんだけど。食養生も面白かった。すごーく深い本だね2014/04/26
みみ
3
1年かけてじゅんじゅんと。身体がメイン。似たようなことをやってるので、その大変さは十分わかる。本だけ読んで1年できたら、いいねえ・・・。指導者が無かったらきついっよお2013/04/14