内容説明
ファイナンスの入り口がのぞける。データから統計モデルを見つけ出そう。
目次
第1章 イントロダクション(ルーカス登場;金利;証券価格と収益率;価格と収益率データを眺める;データ解析の準備)
第2章 1変量データに語らせる(平均と分散;リターンとリスク;正規分布か否か;統計的仮説検定を使う)
第3章 多変量データに語らせる(箱ひげ図を使ってみる;相関を調べる;収益率データにおける相関の罠)
第4章 線形モデルの活用(ポートフォリオ選択理論とCAPM;CAPMの推定)
著者等紹介
横内大介[ヨコウチダイスケ]
1975年生まれ。山梨県甲府市出身。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業。慶應義塾大学院理工学研究科基礎理工学専攻数理科学専修修了、博士(工学)(慶應義塾大学)。現職、一橋大学大学院国際企業戦略研究科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mikatas
0
Rの使い方を知るべく図書館で借りた。プログラミング初体験の超初心者向けの内容で、私が期待していたものとはだいぶ違っていた。著者の分析関数と生データプロットグラフを併用させようとする姿勢はナイス。(監督が居ない現場で)データ分析すると、目視による勘違い、モデルの前提が破綻しているデータを分析にかけて気づかずスルーするというトラップに嵌ることがちょくちょく起こると思うのだが、著者のいうことを信じて、丁寧に分析に取り組みたいものだ。2017/12/24
gauche
0
ファイナンスを全く知らない方が勉強に使うか、あるいは多少なりとも知識を持っている方がRというものがどういうものかを知るためには良い本。実際にRを使えるようになるにはコンパクトすぎると思われる。解説されているファイナンスの知識は初歩の初歩。 2014/04/12