内容説明
大規模化・複雑化を続けるシステムのコード。ビルドやテスト、デプロイといった工程を手作業で行っていては、ビジネスのスピードに追いつくことができません。本書では、変化に柔軟に対応するための必須技術「常時結合」の基本知識と、ThoughtWorks社のCruiseControlとGoを例にしたCIツール導入法を解説します。
目次
第1章 大規模システム開発の課題
第2章 大規模開発におけるソフトウェア構成管理
第3章 常時結合の適用―アジャイル開発、ウォーターフォール開発
第4章 常時結合を支援するツールガイド
第5章 CruiseControlとGoによる常時結合の概要
第6章 CruiseControlによる常時結合の実際
第7章 Goによる常時結合の実際
第8章 大規模プロジェクトへの常時結合の適用
第9章 コンティニュアスデリバリー導入のヒント
著者等紹介
松谷眞樹[マツタニマサキ]
1966年生まれ、日本出身
長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
1986年、東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞社を経て、1989年、株式会社テクノロジックアートを設立。OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE(Distributed Computing Environment)関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務める。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。UML Profile for EDOCの共同提案者、ISO/IECJTCI SC32/WG2委員、UMLモデリング推進協議会(UMTP)監事、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員
和田良[ワダリョウ]
1971年生まれ、広島県出身。1993年、理工学部卒業、システムインテグレータに入社。DBMS関連のミドルウェア開発、アプリケーションフレームワーク開発などを経て、現在は公共系の業務システム開発に従事。近年はWebアプリケーションの開発案件において、業務アプリケーションフレームワーク、開発標準化やシステムアーキテクチャ構築を中心に行っている。保有資格は、システムアナリスト、UMTP L3、OCUP UML Advancedなど
辻本晋章[ツジモトクニアキ]
1977年生まれ、大阪府出身。2000年、工学部卒業。システムインテグレータに入社。現在までに、公共系のUNIXシステム構築やJavaによる業務アプリケーション開発に従事。近年はアジャイルプロセスを取り入れた業務アプリケーション開発を行い、常に高品質かつ高い生産性を目指した開発プロセスを模索している。保有資格は、テクニカルエンジニア(ネットワーク)など
小椋憲二[オグラケンジ]
1969年生まれ、岡山県出身。1990年電気工学科卒業、システムインテグレータに入社。プログラム言語の開発、アプリケーションフレームワーク開発、保険の業務システム開発に従事。現在はWebアプリケーションの開発案件において、業務アプリケーションフレームワークの検討、開発を中心に行っている。保有資格は、アプリケーションエンジニア、UML Advancedなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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