出版社内容情報
マンガやアニメに登場する建物を、森山高至氏が独自の視点のもと分析していく人気ブログの書籍化。『賭博黙示録カイジ』の「鉄骨渡り」のシーンに使われている一本の長い鉄骨、『グラップラー刃牙』の「地下闘技場」など、一見ありえないような建造物は、はたして実現可能なのか。それとともに、マンガやアニメの舞台について建築的考察をすることで浮かび上がる時代背景や歴史的変遷。建築のロマン、奥深さの一端に触れることで、これからのマンガ、建築を見る目が確実に変わる、マンガ・アニメ・建築ファン必見の一冊。
内容説明
名だたるマンガやアニメに愛をこめて“建築エコノミスト”が挑む。まじめに楽しく力業でマンガ・アニメに登場する建築を考察。
目次
第1章 巨大建造物(カイジの渡る鉄骨はなぜたわまない?―『賭博黙示録カイジ』;本当にあった「バビロンプロジェクト」―『機動警察パトレイバー』 ほか)
第2章 競技場・闘技場(ホワイトベースを隠せる巨大ドームとは?―『機動戦士ガンダム』;東京ドームの地下四階に闘技場をつくれる?―『グラップラー刃牙』)
第3章 日本建築(吸血鬼たちが柾目の板で家づくり―『彼岸島』;「鷹宮神社」は鷲宮神社そのまんま―『らき☆すた』 ほか)
第4章 豪邸・洋館(道明寺邸はヴィッラスタイル&新古典主義―『花より男子』;安藤忠雄+ルイス・バラガンの唯ちゃん宅―『けいおん!』 ほか)
第5章 集合住宅(綾波レイの部屋の内装を実現するには―『新世紀エヴァンゲリオン』;一刻館を建てるための最難問―『めぞん一刻』 ほか)
著者等紹介
森山高至[モリヤマタカシ]
建築家。早稲田大学理工学部建築学科と政治経済学科大学院卒業。マンガ原作や地域再生といった仕事も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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