知りたい!サイエンス<br> 脳とグリア細胞―見えてきた!脳機能のカギを握る細胞たち

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脳とグリア細胞―見えてきた!脳機能のカギを握る細胞たち

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774145082
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3045

内容説明

脳の情報処理に関わる細胞といえば、ニューロンだった。ところが、ニューロン以外にも情報処理に関わる細胞群があることがわかってきた。グリア細胞である。人の脳には、ニューロンの約10倍もグリア細胞が存在するといわれている。最近の研究により、グリア細胞がニューロンとは違う方法で脳機能の発現に関与していることが分かってきている。では、グリア細胞はどんな働きをしているのだろうか?これまでだれも書かなかったグリア細胞の驚くべき性質を明らかにする。

目次

プロローグ
私がグリア細胞の存在を意識した理由
グリア細胞を理解するための脳の基礎知識
脳の中にいるグリア細胞たち「グリア細胞とひとまとめにして欲しくない」
グリア細胞の働きへの不当な評価と誤解
グリア細胞は働き者
グリア細胞のもっとすごい働き、ニューロンとの情報交換
私たちは脳機能発現にも直接関与しています
脳の障害とグリア細胞
神経変性疾患とグリア細胞
精神疾患とグリア細胞
グリアたちの声を聴いて反省すること、考えること

著者等紹介

工藤佳久[クドウヨシヒサ]
1939年愛知県名古屋市に生まれ。岐阜県瑞浪市で育つ。1964年名古屋市立大学・薬学部卒業。同年興和株式会社東京研究所勤務。1968年名古屋市立大学薬学部・助手。1972年名古屋市立大学より薬学博士号を取得。同年助教授。1978年三菱化成生命化学研究所・主任研究員。1980年薬理学研究室・室長、1982年脳神経薬理学研究室・室長。1990年脳神経科学部・部長を経て、1995年東京薬科大学・生命科学部・生体高次機能学研究室教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ランラン

5
脳研究といえばニューロン研究が主流ですが、脳研究にはグリア細胞の研究が欠かせないとのこと。グリア細胞は単なる縁の下の力持ちではなく、ニューロンとは異なった形で脳機能発現に積極的に関与している。2018/08/26

nchiba

5
脳の機能はニューロンとシナプスを中心に説明されることが多いから、脳にそれ以外の構造があるということ自体僕はよく知らなかった。この本を読んでみると、実は人間の記憶とか思考の特徴にはグリア細胞が大きく関わっているのではないかと感じた。今後の研究成果が楽しみな分野だと思う。2011/03/24

mft

3
内容的には色々知れて良かったけど、3種類のグリア細胞を擬人化するスタイルは正直失敗だと思う2017/07/28

黒胡麻

3
擬人化したアストログリア、オリゴデンドログリア、ミクログリアと著者との問答という形で説明されていて非常に読みやすくわかりやすかった。シナプスでニューロンだけではなくアストログリアも関わり三者間で伝達物質をやり取りしているのは驚いた。2013/01/21

yori

3
★★★★☆ とても分かりやすかった。グリア細胞、という名は本当にもはや相応しくないですね。。それにしても著者のニューロン至上主義への批判はすごいものを感じる^^;悔しい思いをしてきたんだろうなぁ2011/02/28

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