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動物たちの奇行には理由がある〈Part2〉イグ・ノーベル賞受賞者の生物ふしぎエッセイ

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774142012
  • NDC分類 480.4
  • Cコード C3045

内容説明

地球上には、植物を除いた生物だけで約1000万種もいるらしい。これだけたくさんいるのだから、理解不能なやつもいる。ヘンテコリンな体のかたち、意味不明な行動、予測できない生態、奇妙すぎる寿命…。そんな不思議が大好きな研究者、それがV・B・マイヤーロホ。イグ・ノーベル賞受賞者が贈る生物たちの謎を明かす人気エッセイ第2弾。

目次

1 あの生死には理由がある
2 あの生態には理由がある
3 あの身体には理由がある
4 あの行動には理由がある
5 あの感覚には理由がある
6 その他のことにも理由がある

著者等紹介

マイヤーロホ,ビクター・ベノ[マイヤーロホ,ビクターベノ][Meyer‐Rochow,Victor Benno]
現在はドイツのブレーメンにあるヤコブ大学で生物学を、また、フィンランドのオウル大学で生理学の講義を行っている。オーストラリアのキャンベラにあるオーストラリア国立大学にて二つの博士号(神経生理学・神経行動学)を取得。エリザベス女王のフェローで、女王陛下に対して行った南極での研究を直接御進講した経験もある。2005年には、アメリカのハーバード大学よりイグ・ノーベル賞を授与された

江口英輔[エグチエイスケ]
1933年生まれ。1964年九州大学大学院理学研究科修理学博士の学位を取得。1964~1967年までアメリカのイエール大学生物学教室研究員。1967~1969年までドイツのミュンヘン大学動物学教室、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団研究員として滞在。1969年より横浜市立大学文理学部助教授を経て理学部教授。1998年に定年退職し、現在は横浜市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

21
図書館本。シリーズ第二弾。今作も面白いです。一番印象に残ったのが、雌雄モザイク(一種の奇形で、1匹の昆虫の身体に雌雄の特徴が混ざったもの)の写真です。見事な「あしゅら男爵」のクワガタでした。自然科学の本として読みやすく面白い本です。著者の興味の赴くままの散文的なエッセイの感があります。これはネタが尽きなさそう。第三弾待ってます!2016/08/20

カネコ

5
2015/09/17

絵具巻

3
文京区立根津図書館で借りました。2019/05/22

にしき

3
世の中には不思議な学問を追究している方がいらっしゃるものです。ちょいちょい入る冗談の中に「冗談らしいんだがどういう意味だか分からない」というものがあったりしますが面白いです。昆虫界の独眼竜でブハッと噴き出しました。挿絵のコメントも楽しいです。日本の郷土料理に昆虫食があることを踏まえた「もし日本へ行く機会があれば~」で、ああ外国の先生の本なんだなーと微笑ましい気分になりました。原文で日本人の常食として扱っている(意訳されている)のでなければいいけれど、と遠い目。2015/04/07

ひろただでござる

3
この“痒いところに手が届かない歯がゆい感覚”はなんだろう・・・。「痩せるためにイナゴを食べる国の一つが日本です」ってほんまかいな~知らんかったわ!2014/05/20

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