内容説明
人がわずか一代で世界有数の富を投資によって築きあげるにはいったい何が必要なのか?バフェットの“手紙”から成功の謎を解き明かす。伝記や語録からは見えてこない、会社の“本当の値段”を見極める技術。投資銀行顔負けの高利回りが正当化されるカラクリ。成功する投資家しか知らない会計の落とし穴。
目次
第1章 株式投資と時間の秘密
第2章 成功を支える15の原則
第3章 最良の決定を下すために
第4章 会計の本質を見抜く
第5章 知られざる錬金術
第6章 テロとインフレの脅威を超えて
第7章 バフェット最大の力とは
著者等紹介
庄司卓矢[ショウジタクヤ]
山形県生まれ。公認会計士。大手監査法人勤務を経て独立。庄司公認会計事務所を設立、代表に就任。インターネットサイト「楽しい投資研究所」を主宰。投資の先賢が今に伝える投資の知恵と、決算書の読解技法を用いた「決算書投資術」を提唱。ホームページにて、独自の投資ノウハウを公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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naz
4
全体的にバフェットの発言や手紙の内容を紹介し、解説を加えるという感じで進む。割とサクっと読めるので時間をかけずにバフェットを知りたい人にはいいかも。個人的には、もうちょっとディープに「バフェットからの手紙」などを読みたいかな。2011/04/28
葵堂
3
バフェット本としては、まあ手堅くまとまった感じ。賛美しつつ解説しつつ日本に当てはめてみたりしつつ。軽く読むには程よい内容。2015/07/26
手押し戦車
3
保険事業などから得られる前金の資金を支払い猶予まで投資で使いさらにキャッシュフローがキャッシュフローを生み、ビジネスがビジネスを求めてる限りなく拡大される。2014/02/07
ろぐすけ
3
ウォーレンバフェットの謎にせまる本。バフェットって、バークシャーと言う会社の経営者なのね。そのバークシャーは44年鑑平均福利金利が20%台とか。ちょっと何を言ってるか分からない。バークシャーの株はどうやって買うのかな。2011/06/05
baboocon
3
目新しい内容はそれほどなかったけれど、バフェットの成功の秘訣を従来ありがちな銘柄選択等とは違う切口で捉えていてなかなか楽しめた。2010/03/14