目次
1章 道路とは何か
2章 道路をつくる
3章 道路の設計
4章 道路工事
5章 高速道路
6章 トンネル
7章 橋
8章 道路の維持修繕
9章 新しい道路の姿
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
28
《図書館本》仕事上の必要性から急ぎ読了。一番身近な交通インフラでありながら改めて自分が知らないことの多さに驚く。易しい文章と簡略な図、写真は読み手にとって有難い。しかし、内容は必要にして十分な濃さだった。 道路本体のみならずトンネル、橋梁などについても興味深かった。2018/03/10
kenitirokikuti
7
コラムから▲自由通路。橋上駅舎や駅ビル整備により、線路上空に自由通路が作られる。法律上の位置付けが不明確だったが、09年に国交省が要綱を定めた。駅舎とつながっているが、基本的に「道路」とみなす(整備費用は地方自治体など)。都市開発事業として行う場合は鉄道業者が一部負担▲里道について。明治9年、道路は国道、県道・里道に分けられる。大正8年、全ての道は国有となる。その後、県道は県知事が、市町村道および重要な里道は市町村長が管理することになる。私道に近い里道は国有のままだったが、05年に所有者が市町村に移された2017/12/17
Junichi Wada
6
そうだったのかと驚く小ネタがある。例えば歩道。昔は車道より一段高かったが最近言われたから車道と同じ高さ。バリアフリーに歩道が改良されたかららしい。2017/01/25
おとなふみちゃん
3
★ 専門書。興味本位でちょっと読み。ずっとまえから、トンネルの中はなぜコンクリートで、アスファルトではないのかと思っていたが、ようやくわかった。理由の一つはコンクリートはアスファルトよりも路面が白いため暗い照明でも路面が比較的見やすくなる。舗装が20年と長期間なので打ちかえ工事による通行の影響が大きいトンネルにはコンクリートが適している・・・等。2010/02/17
ひで
2
知らなかったことがわかるということは、楽しいことである。ここ数ヶ月間、毎日通る国道で車線拡張工事が行われている。先ずは地面を掘り起こし、アスファルト舗装する前に何層か下地の層を作っていた。道路はどのように設計され作られていくのか…日々の個人的な疑問を解決するために手に取った本です。この本には、道路に関するいろんな情報が載っていた。日頃なんとも思っていなかったことにも、こんな思いが込められていたのか…と気付かされるところが何ヵ所もあった。この本を読んで道路を見る目が少し変わったような気がします。2021/03/30