内容説明
「Mitaka」は、国立天文台のホームページなどから簡単にダウンロードでき、ユーザーが自由に操作して楽しむことができます。このソフトでは、「地上から宇宙を見るモード」と「宇宙から天体を見るモード」の2つのモードが用意されています。本書では、「Mitaka」を使って、宇宙の観測データをもとにした画像を次々に表示しながら、宇宙の構造を解説していきます。
目次
第1章 地球・月そして太陽(わが大地、地球;わかってきた月の生成;太陽系のエネルギー源、太陽)
第2章 太陽系の惑星と衛星(太陽系の構成…その1;太陽系天体の軌道と自転;惑星の形成プロセスとは;クレーター惑星、水星;苛烈な火山惑星、金星;地球に一番似た惑星、火星;火星の謎を探る探査機群;火星の2つの衛星;太陽系最大の惑星、木星;木星型/天王星型惑星の構造;木星以遠の宇宙探査機;木星の63個の衛星と環;太陽系第2の惑星、土星;続々見つかった土星の環;土星の63個の衛星;直角に傾いた天王星;いちばん遠い惑星、海王星)
第3章 太陽系と太陽系小天体(太陽系の構成…その2;小惑星と太陽系外縁天体;謎の天体冥王星;他の準惑星とその候補;その他の太陽系小天体;地球に接近する小惑星;彗星とオールト雲)
第4章 太陽系外宇宙と宇宙創生(星座と恒星と星の明るさ;星のスペクトルとHR図;星の一生を探る;銀河系の構成;銀河系周辺と銀河の階層構造;宇宙の大規模構造の示すもの;ビッグバン宇宙論入門;地球外生命はいるのか)
著者等紹介
京極一樹[キョウゴクカズキ]
1955年生まれ、東京大学理学部物理学科卒。サラリーマンを経た後、理工学関係の実用書籍の編集や執筆を長年にわたって行ってきた
加藤恒彦[カトウツネヒコ]
大阪大学レーザーエネルギー学研究センター特任研究員。博士(理学)。専門は高エネルギー宇宙物理学および宇宙プラズマ物理学。趣味はプログラミング。国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト在籍時はMitakaの開発を担当し、大阪大学に移動後も趣味として開発を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。