内容説明
本書は専門用語を極力使わずに書き下ろした、いちばん分かりやすいソフトウェアテストの入門書である。最近「システム障害」「製品不具合」に関するニュースが増えてきているが、そんな折、ソフトウェアに潜むバグを発見する仕事、ソフトウェアテストに注目が集まっている。新しい産業になりつつあるソフトウェアテストの概要を、誰にでも理解してもらえるように解説した。
目次
第1章 ソフトウェアテストとは
第2章 開発の流れとテスト
第3章 テストの流れとドキュメント
第4章 ソフトウェア開発における2種類のテスト―ホワイトボックステストとブラックボックステスト
第5章 ブラックボックステスト技法
第6章 先輩たちの勘所
著者等紹介
石原一宏[イシハラカズヒロ]
第三者ソフトウェアテスト専門会社バルテスのテスト技術開発部に所属。テスト技術の研究開発、社内外のテスト関連教育セミナー、コンサルティングを担当する
布施昌弘[フセマサヒロ]
第三者ソフトウェアテスト専門会社バルテスのテスト技術開発部に所属。テスト技術の研究開発、社内外のテスト関連教育セミナー、コンサルティングを担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほしの
3
「お勧め項目」みたいな感じで進言する。「お勧め項目」は今後の参照項的な。なるほどな〜。テストエンジニアの悲哀が行間に表れていて面白かった。2018/06/21
たいそ
3
VerificationとValidation、当たり前品質と魅力的品質、デグレート、アドホックテスト、ディシジョンテーブル、禁則処理、1:10:100の原則とはそれぞれ何のことか、ホワイトボックステストとブラックボックステストの長所は何か、状態遷移図と状態遷移表はどう違うか、テスト計画の3つのゴールは何か、といったことが参考になった。「Test Early, Test Often.」を心がけたい。2012/03/22
papacy
2
ソフトウエアの開発もソフトウエアのテストも経験したことの無い人向けの本でした。ソフトウエアテストに興味があり、経験の浅い人にとっては良書だと思います。 2014/03/13
SR
0
大変薄いため、電車の行き帰りで2日で読めた。2時間といったところか。はじめは食い足りなさを感じるが、同じ筆者らが書いた「【この1冊でよくわかる】ソフトウェアテストの教科書―品質を決定づけるテスト工程の基本と実践」を読むと、見事な要約具合に驚く。本書でまず全体像をつかみ、その後、前述の書籍などで体系的に学んでいくのが良いのではないか。2015/10/02
すずきん
0
内容的には本当に基礎の基礎に終始している。 ホワイトボックス、ブラックボックス、単体テストなどの基本的な用語や、心構えなど。 少々物足りなかったけど、タイトルからしてこんなものかな2015/02/21