内容説明
売り上げ予測や、商品の好みの要因分析など、ものごとの関係を統計で調査したいビジネスマン・学生は、この一冊から。あのデータとこのデータの「関係」はいったいどうなっているのかを知るための統計手法を解説。
目次
第1章 最高気温と客数の関係を知りたい―散布図と相関
第2章 相関の強さを知りたい―相関係数
第3章 その相関係数に意味はあるのか?―無相関検定
第4章 最高気温で客数を予測したい―回帰直線
第5章 最低気温と客数の関係を知りたい―偏相関
第6章 最高気温と最低気温から客数を予測したい―重回帰
第7章 アイスクリームの好みに相関はあるの?―相関行列
第8章 アイスクリームの好みはどう分類できるの?―因子分析
著者等紹介
向後千春[コウゴチハル]
1958年東京都生まれ。早稲田大学人間科学学術院・准教授。1989年早稲田大学文学研究科博士後期課程(心理学専攻)単位取得退学。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は、心理学を基礎としたインストラクショナルデザイン(教えることのデザイン)
冨永敦子[トミナガアツコ]
1961年長崎県長崎市生まれ。テクニカルライター/文教大学・聖心女子専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
23
再読本。アイスクリーム屋さんを舞台に、どうしたらアイスが売れるか統計を活用します。最後の章、因子分析は、この本でもはしょっていますが、理解するにはまだまだ。しかし大半は分かりやすいオススメ本です。2015/06/12
犬こ
21
今回はアイスクリーム屋さんが舞台で統計のお勉強。同じ著者によるものですが、前回のハンバーガー屋さんより説明の仕方が分かりやすくなっています。お題目がチョコアイスとナッツアイスの相関とかなので、統計数値も多少楽しくみえてきます(笑)2015/03/16
Riopapa
10
最後の因子分析はよくわからなかったが,相関行列まではよくわかった。もう少し練習問題がほしい。2017/09/04
kiki
9
ビジネスでも使える因子分析。あるデータから共通因子を導き、それを説明変数にして予測を行う。本書では、アイスクリームのアンケートを分析して、人の好みを分類する事例を紹介している。この分類ができれば、アイスの組み合わせなど、商品のラインナップを決定するために使える。ちょっとしたエクセルの知識があればできることなので、数学が苦手だからと言わず、是非、一度チャレンジしてみることをオススメします。2017/04/30
anco
8
回帰分析と因子分析について。ストーリー形式で書かれており(難しい数学的な議論は割愛)、これらの分析手法をExcelでパパッと使えるような気分にはなりました。2018/01/03
-
- 和書
- 乱れと流れ