出版社内容情報
ソフトウェアテストにマインドマップを応用するための ノウハウを、実例とともにわかりやすく紹介。
内容説明
本書では、ソフトウェアテストを行う意義とイメージをつかみ、そして実際の作業に必要な作業工程を理解し、その作業にはどのような勘所があるのかを、マインドマップを描きながら学んでいく。マインドマップの利点を十分に活かすことによって、ソフトウェアテストという活動が本来もつ、クリエイティブな側面に焦点をあてた。
目次
第1部 ソフトウェアテストとマインドマップの基本(ソフトウェアテストって何?;マインドマップって何?)
第2部 マインドマップをソフトウェアテストに使ってみよう(第2部の流れ;仕様分析―仕様を分析しよう;テスト計画―テスト計画を検討しよう;テスト設計―テスト設計をしよう;テスト実装―テストケースを作成しよう;テスト実行―テストログとインシデントレポートを書こう;テスト報告―報告書を作成しよう)
第3部 デジタルツールを使ってみよう(PC用のツールを活用しよう)
第4部 本書のまとめ(まとめ―テスト現場でマインドマップを使うために)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuyuki Koishikawa
2
仕様書から直接テストケースを作らずに、マインドマップをだしに使って、要求分析やテスト設計などのプロセスを段階的に説明していて、テストプロセスを強制的に擬似体験させているので、仕様書からテストケース作っている人達でどうテスト作ればいいか悩んでる人に読んでもらうといいかと思った。2015/09/03
sada.t
2
テストの本って初めて読んだ。プログラミングに付随するデバッグ段階に過ぎないと思っていたが、そんなことは無く、テストにも設計がとても重要だと感じた。マインドマップを利用するで、抜け漏れがないテストを設計することが可能になる。これからは、もっとテスト設計に十分な時間を割きたいと思わせる本だった。読みやすいので数時間で読めた。テストの詳細な手法についてはまた別途、ほかの本で吸収する必要があるが、概要をつかむにはオススメ2009/07/03
kazuo_kashiwabara
1
仕様からマインドマップを、描くことで、考えるという段階を自然と踏むことができ、仕様を深く読み込んだ状態になる。2019/11/15
ショウヤ
1
テストにマインドマップ使ったら相性良さそうだなーと思ったら、既に良書があった。実践しながら自分なりの使い方を考えていきたい。2014/06/27
広瀬雅哉
1
最近技術書が多いな(^^;; マインドマップについては試してみたい。 思考の自由さを大事にすることには共感。 ただ、開発手法はウォーターフォールモデルを前提として書かれているので開発のスピード感はないかも。2014/03/07