内容説明
これからの世の中、成果主義は必要である。ただし、全社員が喜んで導入できるような仕組みが必要なのだ。本書ではそれを「戦略遂行メカニズム」と呼ぶ。これは決して難しい方法論ではない。ごくあたりまえの業務に注目し、すでにベストプラクティスである、KPI(Key Performance Indicator)、KM(Key Metric)、KBR(Key Business Report)、バランス・スコアカードなどの使い方と成果主義を融合させるのだ。しかし、これを行うには、組織の抜本的改革が必要である。隅々まで権限を委譲し、組織の全体最適化を図るのだ。―米国で実践され成果を上げている「強い組織の作りかた」を本書では紹介する。
目次
第1章 企業のゴールは何か?
第2章 早く確実に達成できるゴールとは何か?
第3章 成功へのロードマップを作ろう
第4章 ロードマップを組織に根付かせるには何をすべきか
第5章 ロードマップを機能させるための絶対要件
第6章 ゴール達成に不可欠の情報を整備しよう
第7章 戦略遂行メカニズムはこうして完成する
第8章 戦略遂行メカニズムは、なぜ強いのか?
第9章 適用にあたってのノウハウ
著者等紹介
菅野恭弘[カンノヤスヒロ]
1952年生。米BI International社(BII)日本担当副社長。丸紅(株)入社後、ほぼ一貫して鉄鋼製品の国際マーケティングおよびセールスを担当。スタンフォード大学ビジネススクールにてMBA取得。米系の石油商社勤務を経て、1995年より(株)CSKのシリコンバレー・オフィスにて、米企業との提携業務を推進。1998年にBII入社
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