内容説明
中国は雲南省。少数民族ナシ族に伝わるトンパ文字によって綴られた愛の物語。その美しさゆえに心中の手本と見なされ、長いあいだ詠うことを禁じられてきた物語を本邦初翻訳。
著者等紹介
王超鷹[オウチョウヨウ]
1958年中国上海生まれ。工芸職人の登竜門である上海工芸美術工業中学を卒業後、剪紙(切絵)や伝統絵画を中心に工芸職人としての道を歩み始める。’76年、20歳で中国全国工芸美術展に入選。’79年、工芸美術設計師となる。’87年来日、武蔵野美術大学大学院修了(視覚デザイン学)。’96年、長年あたためてきたトンパ文字の研究を、『トンパ文字 生きているもう一つの象形文字』(マール社)で発表。日本における「トンパ文字ブーム」の先駆けとなった
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