内容説明
本書はシステム管理者が抱える課題を整理し、問題解決の手法について記述したものである。システム管理者としての心構え、求められる組織体制、問題解決の手法を、各分野のエキスパートの経験から具体的な手法をふまえて記述されている。
目次
第1章 管理効率の良いネットワークの構築
第2章 ネットワーク運用管理概要
第3章 ネットワーク運用管理テクニック
第4章 クライアントPC管理手法
第5章 ネットワーク管理者の1日
付録A ネットワーク管理者必携WEB&ML
著者等紹介
松本直人[マツモトナオト]
株式会社ネットアーク代表取締役社長。経済産業省情報システム等の脆弱性情報の取り扱いに関する研究会委員、独立行政法人情報処理推進機構情報処理技術者試験センター試験委員。総務省情報通信政策研究所IPアドレス研究会運営委員。日本ネットワークセキュリティ協会コンテントセキュリティWGリーダー。財団法人デジタルコンテンツ協会デジタルコンテンツの真正性認証に関する調査研究委員会委員。Internet Week 99の「セキュリティプロトコル講座」などをはじめ、セキュリティ技術に関する執筆、委員、講演、セミナーなど多数
宮本久仁男[ミヤモトクニオ]
某大手情報サービス会社に勤務し、OSの開発と維持管理、マルチメディアサーバ・クライアントシステムの評価、電子商取引システムの開発と実証実験、社内技術支援を経て現在は技術調査業務等に従事。個人で常時接続環境を手に入れ、自分にふりかかるセキュリティ面のリスクを改めて認識し、自己防衛の一環としてのネットワークセキュリティ確保とリスクに関する各種検討をはじめ、現在にいたる。Microsoft MVP(Windows‐Security)
西山佳克[ニシヤマヨシカツ]
1998年東京工業大学大学院修了。同年某大手情報サービス会社入社。SEとして複数のシステム開発プロジェクトを経験。データベース、バックアップなどの運用管理の設計を担当する過程で、データベース技術や運用設計、セキュリティ技術への関心を持ち現在に至る。現在は、OracleとSQL Serverを中心に技術支援業務を行っている。ORACLE MASTER Platinum 9i(旧制度)、MCSE、MCDBA
岡田良太郎[オカダリョウタロウ]
企業、自治体などのビジネスプランニング、セキュリティコンサルティングに従事しながら、啓蒙活動の一環として、講演、執筆、オープンディスカッションにも積極的に携わっている。株式会社テックスタイル代表取締役
谷口星彦[タニグチトシヒコ]
株式会社アイ・ソリューションズ代表取締役。コンピュータシステムセキュリティを主体とし、ネットワーク・サーバ等インフラストラクチャーの設計・構築を手がける。最近は、コンピュータインシデント&レスポンスやコンピュータフォレンジックを研究し、実際の現場においてのインシデント&レスポンスマニュアルの作成や教育を行っている
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