内容説明
本書は、COBOL文法(ルール)の羅列、ヒント、解答による単なる受験参考書ではない。「この本一冊でCOBOLは完全」を目指して、テキスト、自習書としても利用できるように工夫を試みたものである。第一部は、「COBOLプログラムとはどのようなものか」について、簡単なプログラムを示しながら、初心者でも自習しつつ理解ができるように配慮している。特に社内研修や学生の「プログラミング実習」などの授業参考書としても利用できるように、コンパクトに平易に解説した。第二部は、昭和58年以降の第2種情報処理技術者試験傾向と今後の予想を踏まえ、処理パターンを抽出し、それぞれにつき、基本的知識といくつかの典型的問題を挙げ、アプローチの仕方、解答のテクニックなどを詳細に展開した。
目次
第1部 基礎編―COBOLプログラミングの基礎(COBOLの概要;データ部の表現;COBOLプログラムの基本文)
第2部 応用編―情報処理技術者試験対策(コントロールブレイク処理;表操作処理;順ファイルの突合せ処理;索引ファイルと相対ファイル;レコードの整列 ほか)
著者等紹介
穂積和子[ホズミカズコ]
神奈川大学短期大学部助教授
藤山秋良[フジヤマアキヨシ]
(財)社会経済生産性本部講師
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