内容説明
健康やいのちに関するグローバルな諸問題に対して、ローカルに取り組む当事者と、共に生きる社会を創り上げてゆく。
目次
第1章 様々な国の、いのちと健康についての課題(世界の保健医療に関する問題;健康に起因するスティグマ ほか)
第2章 世界の中の日本の医療(ポリオの世界の今;謎に満ちた日本のポリオワクチン接種 ほか)
第3章 世界を結ぶ患者会ネットワーク(脳卒中啓発祭に参加して;障がいや病を持ちながら生きる―フォトヴォイス ほか)
第4章 医療ガバナンス(制度と現場のコンフリクトを越えて―さまざまな立場を繋ぐ役割;大統領のディナー―人々の声を聴くということ ほか)
第5章 フクシマ発、世界へ(子どもを守る大人の活動―相馬・南相馬再訪;復興の願いは海を越えて ほか)
著者等紹介
細田満和子[ホソダミワコ]
星槎大学副学長。1992年に東京大学文学部社会学科卒。同大学大学院で博士号(社会学)を取得し、コロンビア大学とハーバード公衆衛生大学院で研究に従事し、2012年から星槎大学共生科学部教授となる。社会学や公衆衛生学をベースに、医療・福祉・教育の現場での諸問題を当事者と共に考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。