内容説明
サンフランシスコ講和会議で、仏陀の教えを引用し、真に自由で独立した日本にするために我々は友情の手を差し伸べよう、と演説された故ジャヤワルダナ氏。温かい友情への感謝と私たち日本人への警世を込めて鎌倉大仏殿高徳院に建てられた顕彰碑の軌跡を辿る。
目次
第1章 記念顕彰碑建立までの道のり
第2章 日本ご訪問計画の経緯
第3章 ジャヤワルダナ元大統領訪日滞在記(一九九一年四月二二日~五月二日)
ジャヤワルダナ師顕彰の意義
資料編
著者等紹介
上坂元一人[カミサカモトカズト]
1933年鹿児島生まれ。56年中央大学法学部卒業後、飯野海運株式会社に入社。64年海運合同を機に退社し、飯野航空株式会社に入社。企画旅行の開発を模索する中、超宗派的国際交流企画に参画、会社に在籍しながら、日本仏教文化協会交流企画事業部長の職責を委託される。同年「アジアに真の友人を」をモットーにアジア文化交流協会を創設し、その活動を通じて、スリランカ元大統領J・R・ジャヤワルダナ氏との交流がはじまる。元大統領の日本への多大なる温情に感銘を受け、偉大な業績をたたえる顕彰碑を91年鎌倉大仏殿高徳院境内に建立し、元大統領夫妻を招いて除幕式を挙行。その後もスリランカ親善訪問使節団を送るなど、息の長い活動を続けている。2003年スリランカ政府教育文化大臣より特別顕彰綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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