内容説明
論理で権威に立ち向かった肝臓病専門医。この証言がなければB型肝炎訴訟の原告勝訴はあり得なかった。
目次
第1章 和解の基本合意書調印までの道のり
第2章 裁判(原告側証人になるまで;裁判の流れと一審敗訴の理由;一審判決を覆す論理;札幌高裁判決と最高裁判決)
意見書
第3章 劇症化の予知をめぐる裁判
終わりに 賠償金の一部を我が国独自の治療法の開発へ
付録 B型肝炎訴訟 判決概要
著者等紹介
与芝真彰[ヨシバシンショウ]
1943年(昭和18)東京生まれ。医師、浄土宗松光寺住職。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院、三井記念病院などを経て、2004年昭和大学藤が丘病院長、09年せんぽ東京高輪病院長。1992年「ウイルス性劇症肝炎の病態の解明と治療法の確立」で昭和大学より上篠賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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