出版社内容情報
現実に居直り、夢を冷笑し、絶望にあそぶ、世紀末
精神の底知れぬ退廃と混迷を斬り、日本ナショナリ
ズムからの自己解放と<世界・時代>への回路を探
る。
内容説明
現実に居直り、夢を冷笑し、絶望にあそぶ、世紀末精神の底知れぬ頽廃と混迷を斬り、日本ナショナリズムからの自己解放と「世界・時代」への回路を探る。
目次
第1章 終りし道の標べに(終りし道の標べに―冷戦終焉期の反戦・平和運動の視座;「国連幻想」からの「解放」をめぐる断章;他者への関わりから、自らへの関わりへ―国際連帯運動の戦後五十年 ほか)
第2章 戦後五十年目の日々(「五十年問題」、そのいくつかのあらわれかた―東アジア反日武装戦線・コロンブス・大江健三郎;「アジア・太平洋地域安保構想」への疑問;人類史百万年の中の戦後五十年 ほか)
第3章 「反」と「非」の狭間で(「より良い学校」という幻想;「反」と「非」の狭間で;劇団・がんこ寿司からの「贈り物」 ほか)