出版社内容情報
フランス植民地時代のアルジェリア、神秘的な女性ネ
ジュマを思慕する青年たちの姿を通して、未だ存在し
ない、来るべき、生み出されるべき祖国を思う。
内容説明
フランス植民地時代のアルジェリア、神秘的な女性ネジュマを思慕する青年たちの姿を通して、いまだ存在しない、来るべき、生み出されるべき祖国を思う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
monado
1
4人の男とネジュマという謎の女のある種の恋愛関係の話であるのだが、とにかくわかりづらく書かれており、いつ何が起きてるかを把握するのが困難。ただフランス語によるアルジェリア文学という構図が、象徴的に描かれ、サランボーと重ね合わせられるネジュマ、河川の合流の比喩などをたぐっていけば少しは理解に近づけるか。2026/03/15
soran
0
非常に複雑な構成の入り組んだナラティヴながら、詩的な表現で読ませる。もともとのアラビア語の表現法にフランス語の特性がミックスしてできあがったものなのだろうか、独特の語り。ベン・ジェルーンをちょっと思い出した。アルジェリアの歴史的文化的背景がわかっていると読む助けになるとおもう。2010/01/26




