内容説明
地域づくり×建築×アート。名勝・清津峡(新潟県十日町市)を探訪するために1996年に掘削された「清津峡渓谷トンネル」がアート作品として生まれ変わった。観光資源の稀有な再活性化事例と評価される“Tunnel of Light”のコンセプト、2018年と2021年の2期にわたる設計・施工のプロセス、竣工後の反響まで、現場関係者や地元住民らの証言をまじえて詳細に明かす。MADアーキテクツ(代表:馬岩松)のこれまでのプロジェクトも紹介。
目次
清津峡渓谷を再生した「光のトンネル」
光のトンネル
設計記述
清津峡のあらまし
「光のトンネル」による地域活性化
「ぜひここに見にきてください」
「光のトンネル」の物語
おわりに トンネルの光
付録
MADについて