出版社内容情報
ウ?ェルテ?ィのオヘ?ラ『運命の力』原作!19世紀初頭のスヘ?インの、内憂外患の只中に突如現れた、ロマン主義演劇の精華!ウ?ェルテ?ィのオヘ?ラ『運命の力』原作!
19世紀初頭のスヘ?イン。内て?は、ナホ?レオン軍に侵略されていた。コ?ヤはその記憶を 「1808年、フ?リンシヘ?・ヒ?オて?の銃殺」に描いた。外て?は、中南米各国か?、次々と独立を遂け?ていた。3世紀有余に及ふ?スヘ?インの植民地支配は終焉のときを迎えていた。
内憂外患の只中に突如現れた、ロマン主義演劇の精華!
1835年3月22日の夜、スヘ?インの首都マト?リート?のフ?リンシヘ?劇場(現在のスヘ?イン劇場)て?初演され、 スヘ?インにおけるロマン主義の勝利を決定的にしたとされる戯曲。 理不尽な状況と暴力的な運命のなかを、激しく生き抜く登場人物たち。ヨーロッハ?世界か?向かいつつある歴史の新たな局面、やか?て訪れる激動の時代への予兆に満ちた作品。
リバス公爵[リバスコウシャク]
稲本健二[イナモトケンジ]
1955年生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)大学院修士課程修了。同志社大学グローバル地域文化学部教授。スペイン文学専攻。マドリード・コンプルテンセ大学およびアルカラ・デ・エナーレス大学で在外研究。文献学、書誌学、古文書学を駆使して、セルバンテスやロペ・デ・ベガの作品論を展開。国際セルバンテス研究者協会理事。さまざまな国際学会で研究発表をこなし、論文のほとんどはスペイン語で執筆。元NHKラジオ・スペイン語講座(応用編)およびテレビ・スペイン語会話担当講師。日本イスパニヤ学会理事および学会誌『HISPANICA』の編集委員長も務めた。1990年から2001年まで文芸雑誌『ユリイカ』(青土社)のコラム「ワールド・カルチュア・マップ」でスペイン現代文学の紹介に努める。訳書には牛島信明他共訳『スペイン黄金世紀演劇集』(名古屋大学出版会、2003年)、フアン・マルセー『ロリータ・クラブでラヴソング』(現代企画室、2012年)、アントニオ・ガモネダ刺繍(アンソロジー)』(現代企画室、2013年)など。
内容説明
ヴェルディのオペラ『運命の力』原作!19世紀初頭のスペイン―内では、ナポレオン軍に侵略されていた。ゴヤはその記憶を「1808年、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」に描した。外では、中南米各国が、次々と独立を遂げていた。3世紀有余に及ぶスペインの植民地支配は終焉の時を迎えていた。内憂外患の只中に、突如現われた、ロマン主義演劇の精華!
著者等紹介
リバス公爵アンヘル・デ・サアベドラ[リバスコウシャクアンヘルデサアベドラ] [Duque de Rivas,Angel de Saavedra]
1791‐1865。スペインの作家。詩と戯曲を中心としながら、評論にも筆を染めた。絵心もあり、一時は軍人となったが実戦で負傷し退役。貴族の出自から政治の世界へかり出されることになり、外交官として活躍もした。19世紀スペインにおける最も重要な文人のひとり。フェルナンド七世(在位1808年、1814~33年)の保守反動政治から逃れるために自ら亡命し、イギリス、マルタ島、フランスを転々とした。こうした亡命地でロマン主義の息吹に触れたことが、帰国後に『ドン・アルバロあるいは運命の力』(1835年)というスペイン・ロマン主義演劇の傑作を生み出すことに結実する
稲本健二[イナモトケンジ]
1955年生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)大学院修士課程修了。同志社大学グローバル地域文化学部教授。スペイン文学専攻。マドリード・コンプルテンセ大学およびアルカラ・デ・エナーレス大学で在外研究。文献学、書誌学、古文書学を駆使して、セルバンテスやロペ・デ・ベガの作品論を展開。国際セルバンテス研究者協会理事。さまざまな国際学会で研究発表をこなし、論文のほとんどはスペイン語で執筆。元NHKラジオ・スペイン語講座(応用編)およびテレビ・スペイン語会話担当講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。