内容説明
本書で扱う問題は、先住民族の自決権、「教育」、「エンパワメント」、NGOのプロジェクト運営論など、大きなテーマばかりです。チームメンバー自身がプロジェクトに関連するさまざまな問題について、それぞれの専門分野や関心領域に引き付けて調査し、学んできたことをまとめたものです。
目次
第1部 プロジェクト報告―1998年‐2002年(「何か」のために生きること;平和をめざす青年運動―活動の軌跡 ほか)
第2部 プロジェクトの背景―先住民族の権利とエンパワメント(先住民族の権利と自決権―1980年代以降の権利回復運動と国際的動向;土着の民の逆襲 ほか)
第3部 グァテマラの先住民族をめぐる諸問題(和平合意履行と先住民族;特別寄稿 土地問題、地方分権、先住民族の参加―現状とMINUGUAの意義と限界 ほか)
第4部 マヤ先住民族のコミュニティラジオ(コミュニティラジオプロジェクト提案;グァテマラのメディア―戦争から検閲へ ほか)