アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ

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アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784773801125
  • NDC分類 302.262
  • Cコード C0022

出版社内容情報

干渉よりも世界の無関心がアフガニスタンを苦しめた。バーミヤンの石仏は、世界の無知の前に自らの無力を恥じて倒れたのだ。映画監督の静かな視線が「悲劇」を分析する。

神にさえ忘れ去られたアフガニスタン/アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない、恥辱のあまり崩れ落ちたのだ/アフガニスタンからの客人の追放には反対する/アフガニスタン略年表/映画『カンダハール』他。

2001年10月10日、11日の朝日新聞「天声人語」に紹介されたマフマルバフ監督の報告を出版します。9.11テロ事件以降の著者のコメントも含む、タイムリーな内容となっています。

内容説明

映画『カンダハール』で国際的注目をあつめるイランの巨匠マフマルバフが、アフガニスタンへの世界の無知に、いま差しだしたメッセージ。

目次

神にさえ見放されたアフガニスタン
アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ
アフガニスタンからの客人の追放に反対する

著者等紹介

マフマルバフ,モフセン[マフマルバフ,モフセン][Makhmalbaf,Mohsen]
1957年、テヘランの貧しい下町に生まれる。10代半ばで当時のパフラヴィ(パーレビ)王政打倒を目指す地下活動に身を投じ、17歳の時、警官の銃を奪おうとして失敗。4年半にわたる獄中生活を体験する。79年のイスラーム革命の成就により釈放され、その後は、世界を変えうるものは暴力ではなく文化であるという考えから、まず作家として、82年からは映画監督として活動を始める。89年にはアフガン難民の男を描いた『サイクリスト』が「すべてのイラン人が見た」と言われるほどの大ヒットを記録し、イラン最高の人気監督となる。日本では2000年の『パンと植木鉢』『ギャベ』同時公開が映画ファンの間で大きな話題を呼び、多くのファンを獲得。近年では家族や友人を対象にした「映画学校」を主催し、娘のサミラの『りんご』、『ブラックボード背負う人』なども製作している

武井みゆき[タケイミユキ]
宣伝・映画配給会社ムヴィオラ代表。2000年に、ボリビア・ウカマウ集団(ホルヘ・サンヒネス監督)作品の全作品上映や、イランのモフセン・マフマルバフ監督の『パンと植木鉢』『ギャベ』の劇場公開に携わる。2002年公開予定の同監督の最新作『カンダハール』のプロモーションも手がける

渡部良子[ワタベリョウコ]
現在、東京大学人文社会系研究科博士課程に在学し、前近代イラン・イスラーム史を専攻。1997‐99年に、イラン・イスラーム共和国テヘラン大学文学部歴史学科博士課程に留学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

17
詩的な表題。イランの映画監督が東隣の国アフガニスタンの悲惨を慨嘆したレポートの言葉だ。『仏像は、恥辱のために崩れ落ちたのだ。アフガニスタンの虐げられた人びとに対し世界がここまで無関心であることを恥じ、自らの偉大さなど何の足しにもならないと知って砕けたのだ』。ソ連の侵攻、内戦により荒れた国土に、隣国パキスタンで教育されたタリバンが台頭した。部族意識の高い遊牧民の国には国家の認識がないと著者は言う。戦争と武器売買、麻薬精製以外の産業がない国。レポートが書かれたのは9.11前夜だった。今はどうなっているだろう。2018/09/11

ラグエル

17
現在、『ジェノサイド』も同時並行読書中。このアフガニスタンという国のどうにも手の打ちようのなさ、ってのはアフリカの、どうにも手の打ちようのなさとあいまって、ま、それは貧困問題とか部族対立とかにまとめられてしまうのかも知れないけれど。国際協力とか、国益とか、グローバリズムって、何だ。どうしようもない、無力な気持ちに、なる。でも、知らないでいるより、いいのか。知っただけでも。……欺瞞だろう。2012/01/11

Quijimna

10
著者の映画『カンダハール』を見たときに、 「なんの救いもない、映画として成立しないじゃないか」と憤慨した。 そんな自分こそ、本書の指弾する「無関心な国際社会」の典型なのだと知る一冊だ。 おぼれた子犬の救出劇は動画サイトで注目されるが、数分にひとりの死者が出る、かの国の現実にはだれも、ひとりたりとも関心を寄せない非対称の世界。 アフガンは、いわば、そんな現代の映し鏡といえるのではないか。 最後のページを閉じるまで「希望」は姿を現さない。 でも、であるがゆえに、読むべき一冊として私は挙げたい。 ★★★★☆2016/01/27

ネギっ子gen

9
【発掘本】イランを代表する映画監督マフマルバフによるアフガニスタン・レポート。9・11の米国テロは、未だに記憶に残る大事件。しかし、情報乱れ飛ぶ時代にあって、直前に起きたターリバーンによるバーミヤンの石仏破壊については、どれだけの人が記憶に留めているだろうか?そして、当時<旱魃によって引き起こされた凄まじい飢饉のためにアフガニスタンで100万人の人々に>死が差し迫っていたという事実を、どれだけの人が認識していたか?<「仏像」の破壊については皆声高に叫ぶのに、アフガンの人びと>の死には、何故黙するのか?と。2020/01/30

fu

8
アフガニスタンの内情について知ることができた。治安を維持するのに、タリバンの傀儡政権は役に立っているという事実から、「タリバンは悪である」とステレオ的に捉えるのではなく、何事もいろんな角度から見ることは必要なんだろうと思う。 著者の本業は映画監督とのことなので、アフガニスタンを撮った映画を見てみたい。本単独だと、ちょっとタイトル勝ちかなあと思わないでもない。2014/03/03

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