内容説明
室町時代の応永の乱に題材を求め、武士の争いの中で過酷な運命にもてあそばれる農民の姿を描いた「蛇巻淵」。大阪夏の陣で落武者となった後藤又兵衛を核に、武士と農民の交流を爽やかに描く「立羽田の景」。現代に通じる生きる喜びと哀しみを流麗なタッチで表現した時代劇の傑作登場。
著者等紹介
山崎強[ヤマサキツヨシ]
昭和7年福岡県に生まれる。昭和26年福岡県立田川高等学校卒。昭和31年九州大学法学部卒。昭和32年~平成元年地方公務員(北九州市職員)。上記を定年退職後、会社員(非常勤嘱託)として現在に至る
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