内容説明
地方文学賞に輝く実力派の作家が封建武士の苦悩を信仰とのかかわりで描いた「十字架」。少年の人間性をも押し潰される姿を活写した「地方御家人」。最後のニホンオオカミを追った「野生の仔犬」など傑作中編三編を集録。
著者等紹介
高見沢功[タカミザワイサオ]
昭和29年静岡県沼津市生まれ。幼少時に福島県猪苗代町に移る。昭和51年日本大学芸術学部映画学科卒業。東京のCM制作会社・トリプロに入社。平成2年猪苗代町にUターン。郡山市のCM制作会社・バウハウスに勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。