内容説明
医学史の大家であり、漢方、針灸、食養に造詣の深かった著者の口癖は「医は食なり、食は医なり」であった。研究や講演のため各地を巡歴した著者は、その地方の風土に根ざした郷土料理を地酒とともに味わうことを楽しみとしていた。本書は食べておいしく、しかも健康によい郷土料理の数々を、簡単な料理法を添えて紹介するとともに、江戸期の庶民の愛読書『和歌食物本草』を引用しつつ、食材の薬効の解説を付したユニークで楽しい“食養書”である。
医学史の大家であり、漢方、針灸、食養に造詣の深かった著者の口癖は「医は食なり、食は医なり」であった。研究や講演のため各地を巡歴した著者は、その地方の風土に根ざした郷土料理を地酒とともに味わうことを楽しみとしていた。本書は食べておいしく、しかも健康によい郷土料理の数々を、簡単な料理法を添えて紹介するとともに、江戸期の庶民の愛読書『和歌食物本草』を引用しつつ、食材の薬効の解説を付したユニークで楽しい“食養書”である。