フィリピン民衆vs米軍駐留―基地完全撤去とVFA

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773636062
  • NDC分類 319.248
  • Cコード C0036

内容説明

フィリピンを代表する安保・外交問題の論客が、反核・平和の立場から基地撤去とその後の一部始終を詳説。なぜ沖縄駐留海兵隊の一部がローテーションで移転するのか。民衆の手に真の国家主権を取り戻そう。

目次

フィリピンが「NO!」と言った日―核大国・米国を拒否した上院
剣をどうやって鋤に打ち直すか―在比米軍基地と関連施設の商業施設への転用
フィリピンが締結した防衛協力協定―米国の国益優先で軍事基地化
外交・安保と内政の問題点―「一九八七年憲法」と訪問米軍地位協定(VFA)
アジア太平洋の非核平和をめざして―核兵器と原発を拒否しよう
環境にかかわる不正―米国が汚染したフィリピン国土の回復
CIAの秘密工作―真の民主主義と相容れない米国外交の影の部隊
米国のアジア軍事戦略と比米安全保障―フィリピン駐留米軍の歴史と実態
米軍事介入の新局面―訪問米軍地位協定(VFA)と米特殊作戦部隊の介入拡大
米軍がミンダナオに駐留する理由―バリカタン軍事演習とフィリピンの地政学的位置
バシラン交線地帯での見聞・調査―イスラム教徒の反政府活動と国軍・民兵の犯罪
スービック・レイプ事件判決を考える―VFAの不当性と売国奴化する高級官僚
“検証”VFAの一〇年間―再びフィリピンに現れた米軍

著者等紹介

シンブラン,ローランド・G.[シンブラン,ローランドG.][Simbulan,Rorand G.]
フィリピン大学マニラ校教授。当代フィリピンを代表する論客である。専門は政治経済学。1981年以来フィリピン大学の教職にあり、開発研究・公共管理「100年講座」を主宰。何度も来日して日本の市民団体とも深い交流がある。「イボン・データバンク」調査研究所部長会議議長教授、非核フィリピン連合(NFPC)全国議長、フィリピン大学機構理事、などを歴任。一貫して、反核運動、米軍基地反対闘争、バターン原発反対闘争に取り組み、フィリピンの独自外交推進を訴えてきた

新田準[ニッタジュン]
1947年生まれ。上智大学外国語学部卒業後商社に勤務し、ウイーン駐在を経て、凱風社創立に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nori

2
Tinukoy itong aklat sa pagkakapareho ng relasyon sa Japan at Pilipinas para sa USA. Naintindihan ko ang kasamaang militar ng USA at maganda ang magpalabas mula sa bansa. Akala ko na kumalas ang USA nang unang-una dahil sa pagsabog ng Bulkang Pinatubo. 2016/07/01

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