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PD叢書
嫌戦―坂口安吾アンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773633030
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

もう軍備はいらない
戦争論
ぐうたら戦記
堕落論
続堕落論
咢堂小論
特攻隊に捧ぐ
ヒンセザレバドンス
わが戦争に対処する工夫の数々
二合五勺に関する愛国的考察
通俗と変貌と

著者等紹介

吉田和明[ヨシダカズアキ]
評論家・コラムニスト。千葉県館山市生まれ。法政大学経済学部卒業。東京工業大学社会理工学研究科博士課程修了。1980年代に綜合評論誌『テーゼ』を創刊、主宰。86年より、日本ジャーナリスト専門学校講師。また、この間、大学やカルチャーセンターなどの講師も務める。評論執筆の傍ら、『北海道新聞』など地方紙を中心に、コラム、書評、エッセイなど400本以上を執筆する

新田準[ニッタジュン]
1947年生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。卒業後商社勤め10年間のあいだに、ウイーン駐在東欧巡回員などを経験。凱風社設立メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るりる

1
戦争に関する坂口安吾の著作をまとめたアンソロジー。書かれた時代のせいか難解な表現や独特な言い回しもあるが、現代でも十分に通じる内容だ。これが戦後すぐに書かれていることにも驚く。声高に反戦を叫ぶでもなく、一貫して個人の自由な生き方を害するものとしての戦争を厭う。まさに嫌戦。ときどき戦争礼賛に思える表現もあるが、そこは独特な皮肉で面白い。解説にある「書かれずに終わった1章」は、安吾を知るうえでとても役立つ。2016/10/26

小鈴

0
タイトルがいいね。この本は読んでないけど、収録作品はほとんど読んでいるということで。2009/02/23

やまうち

0
⭐︎112023/04/02

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