出版社内容情報
モーセの死後、ユダヤの民はカナンの地に入植。ダビデはペリシテの巨人ゴリアトを破って統一王国を建国し、ソロモンの黄金時代を経て北王国と南王国に分裂。両国は、やがて新バビロニア国王ネブカドネツァルに滅ぼされ、南王国ユダの民はバビロンに補囚となる。「ユダヤ教」はこのとき成立したという。士師(本書では裁き主)らが指導した入植戦争の時代から黄金時代・ディアスポラを経て、補囚からの帰還に至る信仰と幻視の時代。
60 イスラエル人の裁き主たち
61 ギデオン
62 サムソン
63 ルツ
64 神がルツをお称えになります
65 サムエルの誕生
66 エリの息子たち
67 エリの死
68 イスラエル人は王様をほしがります
69 イスラエルの最初の王サウル
70 サウルは神の言葉を聞きません
71 ダビデ
72 ダビデはサウルの前で、たて琴をひきます
73 ゴリアト
74 ダビデとゴリアトの戦い
75 サウルがダビデを憎み、ダビデが結婚したいきさつ
76 ダビデが逃げ出します
77 サウルはダビデの手に落ちますが、ダビデはサウルを殺しません
78 ダビデは兵営でサウルの命を容赦します
79 エン・ドルの魔法使い
80 サウルの死
81 ダビデ王
82 ダビデの罪
83 予言者ナタン
84 アブサロム
85 アブサロムの死
86 ダビデはアブサロムの死を知ります
87 ソロモン
88 ソロモンの裁き
89 ソロモンの富と神殿の建設
90 ソロモンの罪
91 ソロモンの死、王国の分裂
92 ユダ王国
93 イスラエル王国
94 イスラエル王アハヴとその妻イゼベル
95 予言者エリヤ
96 エリヤはアハブとその妻イゼベルに神の罰が下されると脅かします
97 アハブとイゼベルの罰
98 エリヤは生きたまま天国へ向かいます
99 予言者エリシャ
100 ナアマンの病気が治ります
101 エリセイが死んでからの奇跡
102 予言者ヨナ
103 イスラエル王国の終わり
104 トビト
105 トビトは目が見えなくなりました
106 トビトの妻ハンナと小さな山羊
107 トビトの遺言
108 トビヤの旅路
109 大きな魚
110 トビヤの結婚
111 トビヤは家に帰ります
112 奇跡によってトビトの病気が治ります
113 バビロンのとらわれびと
114 ダニエル
115 ダニエルはネブカドネツァル王の夢のなぞを解きます
116 シャドラク、メシャク、アベド・ネゴは燃えさかる炉の中に投げ込まれます
117 ダニエルは獅子のえさとして穴の中に放りこまれます
118 神がダニエルを救います
119 エステル
120 ハマン
121 モルデカイはごほうびをもらいます
122 ハマンが罰を受けます
123 とらわれていたユダヤの民が帰ってきます
124 マカベアの七受難者と母ソロモニヤ、エレアザル師
125 マタティア
126 ヘロデ
訳者あとがき
内容説明
モーセの死後、ユダヤの民はカナンの地に入植。ペリシテの巨人ゴリアトを破ったダビデは王国を建国し、ソロモンの黄金時代を経て南北に分裂。南王国は新バビロニア王ネブカドネツァルに滅ぼされ、人々はバビロンに捕囚となる。裁き主らが指導した入植時代から英雄の黄金時代、ディアスポラを経てエルサレム帰還に至る、信仰と幻視の時代。
目次
イスラエル人の裁き主たち
ギデオン
サムソン
ルツ
神がルツをおたたえになります
サムエルの誕生
エリの息子たち
エリの死
イスラエル人は王様を欲しがります
イスラエルの最初の王サウル〔ほか〕
著者等紹介
ソコロフ,アレクサンドル[ソコロフ,アレクサンドル]
19世紀のロシア正教の聖職者。長司祭
高橋龍介[タカハシリュウスケ]
1960年、東京都生まれ。高校2年生のときに、ドストエフスキーの「虐げられた人々」を読み夢中になる。しかし古文と漢文が苦手だったため文科系の望みはなく、筑波大学自然学類入学。3年次で人文学類に移り、ロシア語の勉強も始める。卒業後、同大学院修士課程地域研究研究科でドストエフスキーとその時代について学ぶ。1985年、同大学院修了。紆余曲折の末、89年、毎日新聞社入社。1995~2000年、モスクワ支局勤務。現在、静岡支局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 頂きはどこにある?