出版社内容情報
ルーマニアの小児エイズ病棟には、病院以外の世界をいちども見たことのない子供たちがいた。ボランティアとして病棟を訪れ続ける著者は、そんな子供たちと共に遊び、笑い、生活する。出会いと別れ、心に残る思い出を描く、触れあいの体験記。
【内容】 第1章 エイズ病棟の子供たち 第2章 エイズと闘う医師たち 第3章 病院の抱える諸問題 第4章 クリスティン物語
内容説明
ルーマニアのエイズ病棟で出会った子供たちは、短い生をひたむきに生きていた。ボランティアとして看護に参加した著者と子供たちの触れ合いの記録。
目次
第1章 エイズ病棟の子供たち(チャウシェスク政権の残したもの;子供たちとの出会い ほか)
第2章 エイズと闘う医師たち(ムウィチパル病院とマトーシャ先生;マトーシャ先生の友達 ほか)
第3章 病院の抱える諸問題(ボランティアの難しさ;コレンティーナ病院の人々 ほか)
第4章 クリスティン物語(クリスティンの親友;お人好しのダニエル ほか)